beijing architecture

●第一回北京ビエンナーレ国際建築展覧会

北京美術館で、国際建築博覧会が開催されている。
っていうことでさっそく行ってきた。
実は、美術館周辺は何度も行ったことがあるけど、中に入るのは初めて。
20元もするチケットを100元札で買おうとしたら、つり銭がないから売れないだと、、、。まぁよくあることだ、他の人が来て小銭で支払ってくれるのを待った。

展示を順番に見ていったんだけど、中国の建築と欧米の建築が交互に展示してあり、比較しながら見ることができた。
最近の欧米の建築の特徴として造形っていうよりもプログラムが重視されていると思うんだけど、造形が生まれてくる過程とかスタディ模型とかが紹介されていて、造形に対する説得力をよく感じることができる。でも、中国の建築家たちは、完成作品ばかりの展示であり、欧米の建築家たちに感じる説得力をあまり感じなかった。そう、だから、どこかの雑誌で見たことのあるデザインじゃないか？って思ってしまうんだな。
でも、ここ一、二年で中国の建築レベルが格段に向上しているように感じた！それも40歳の若手の人たち。写真で見る限りいい空間つくっているんだもん。
今はインターナショナルなデザインを強く感じるけど、今後、もっと中国的なデザインとは何か？空間とは何かが反映された新しい建築が出てくる可能性を強く感じる展覧会だった。。。

それにしても、欧米の建築家たち、自身の建築の紹介だけでなく、名刺とか連絡先とか会社のパンフレットとかも一緒に置いてあって、建築展覧会というより産業展示会って感じでおもしろかった。