2004年11月30日

●北京二回目の実施設計!!!

留学中に清華の先生と一緒に日本料理レストランの改装拡張設計を行いましたが、今回は、知り合いの紹介で、店舗兼住宅の設計をすることになりました。
といってもわずか床面積90平方メートルにも満たない小さな建築。
敷地は、通りが拡幅される計画がある西四北大街(新街口と西単の中間あたり)。
敷地は、写真の木の後ろの部分。道が拡幅されて、手前の建物がすべて取り壊されます。その後ろの角地。

敷地写真

すでに、クライアントは拡幅後に残される奥行き4.2m、間口11m弱の使用権を購入して、設計してくれる人を探していたようです。実際にクライアントが住むわけではなくて、人に貸すそうです。したがって、平方メートル当たりの値段で貸すことになるらしく、できる限り面積を取ることが望まれていました。
今年中に建築工事を終わらせるとのことで、さっそく先日の土日、二泊三日で基本設計をしました。


もちろん、北京の建築は木構造ではありません。こんなに小さな建築でも、コンクリートのラーメンとレンガで壁をつくります。そのため、わずか奥行き4.2mしかなくても、周囲に300mmの壁を設けなければなりません。
さらに、高さ制限は無いものの、二層までしか作れないという制限があるそうです。本当にわずかに限られた面積のなかで店舗および住居を計画しました。

こうした敷地では、敷地境界ギリギリに構造物を建築することは可能であることは想像していましたが、驚いたことは、庇やベランダなどを境界外900mm以内なら出してもいいとのこと。道路だけでなく、隣地境界に関しても、少しぐらいなら、突起部分があっても許されるとのことです。。
「先に造った者勝ち!!!」というとても曖昧な部分に、中国らしさに面白さを感じました。

とりあえず、昨日、クライアントに手渡し、あわてて建築規則局に申請しに行ったようです。すでに申請に行ったので、おそらく実際に建築されることになるでしょう。今から、実施設計を行うことになります。

目標は年末までに建築完了という凄まじいスケジュール。
今後、詳細に記録していきます。

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2004年11月29日

●A3プリンタ

一昨日、ついにプリンタを買いました。
A3プリントを前提に探して、購入したのはこれ、
 hp deskjet 9300 1800元
 A3ノビ 4800dpi

購入を決めて、倉庫(?)から運んでもらっている間に紙を買おうとした。しかし、、、
なんと、A3普通紙は中関村では、売っていない。
売っていることは売っているが、すべて5パックのセット売り。1パックは500枚だから、2500枚。それで170元だという。どの店も5パックで、単パックで販売しているところはとうとう見つけられなかった。
また、プリンタメーカーの専用紙だと、普通紙100枚で70元。一枚一元以上もする。
さすがにそれは買う気になれない。なぜなら、近所の印刷業者では、A3一枚一元でプリントしてくれるから、印刷業者の方が安くなってしまう。

結局、1パックではどうしても売ってくれなかった。。。
しかたないので、思い切って5パック購入。
プリンタ自体とても大きいのに、さらに紙の重さも加わり、なんとか部屋に運び込んだ。


どうやら、ここ中国ではA3プリンターは完全に業務用で、販売対象は会社だということがわかった。
だから紙を単体で販売してないのだろう。
プリンタの値段自体、A4専用ならば300元弱でカラープリンタが売っている。A3プリンタは安くて1500元。
まだまだ一般的にはA4プリンタで、A3を必要とする人はいないんだろう。

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2004年11月28日

●中国では伝えられなさそうなニュース。

自衛隊駐留支持が8割、4割に「不満」も 朝日新聞調査

 自衛隊が駐留するイラク南部サマワなどムサンナ州で、朝日新聞は地元紙ウルクと共同で世論調査をした。自衛隊駐留を支持する回答は84%を占めた。一方、宿営地への攻撃が続く中で住民の間に自衛隊への不満があるかどうかたずねたところ、4割が「不満が存在する」と答えた。

サマーワの人たちは、アメリカ軍と捕らえ方が全然違うんだね。
イラク派遣に反対の立場の朝日新聞が、この調査を記事にするんだから、かなり信頼できるのかな?
これだけ、サマーワの人たちに期待されていて、安易に撤退するわけにはいかないのはよくわかる。
まだまだ駐留を続けることになりそうだね。。。仕方ないか。

以下ネットでひろった。 
 朝日新聞11月26日朝刊より

・自衛隊にどんな活動を望みますか(二つ選択)
医療支援・・・41%       飲料水の提供・・・29%
道路の整備・・・25%      雇用の機会・・・40%
下水道整備・・・16%      治安の維持・・・26%
教育や学校への援助・・・13%

・現在の治安をどう思いますか
非常に安全だ・・・69%    普通に安全だ・・・21%
安全度は低い・・・6%     安全ではない・・・5%

・新しい政府を支持しますか
大いに支持する・・・60%  おおむね支持する・・・22%
おおむね反対だ・・・8%   全く反対だ・・・10%

・アラウイ氏を首相として支持しますか
大いに支持する・・・61%   おおぬね支持する・・・22%
おおむね反対する・・・7%   全く反対する・・・11%

・どの政党を支持しますか
イスラム革命評議会・・・11%   ダワ党・・・15%
イラク国民会議・・・2%      イラク国民合意・・・4%
共産党・・・2%          その他の政党・・・1%

・米軍など駐留軍がイラクに駐留することに賛成しますか
大いに賛成だ・・・16%      大むね賛成だ・・・17%
おおむね反対だ・・・15%     全く反対だ・・・50%

・前政権の崩壊前と比べて生活は良くなったか
大いに良くなった・・・34%     少し良くなった・・・25%
何も変わらない・・・31%      少し悪くなった・・・6%
大いに悪くなった・・・5%

・現在、あなたにとって深刻な問題はなんですか(二つ選択)
失業・・・62%             テロ・・・39%
外国部隊の駐留・・・8%         犯罪の増加・・・13%
物価の上昇・・・12%          住宅問題・・・19%
飲料水の欠乏・・・19%         電気の欠乏・・・24%

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2004年11月26日

●佐川急便 北京→日本 無料キャンペーン!!

いつまでたっても送料の請求が来ない。
6000円程度の送料のはずなんだけどな~。

先週日本の本社へ向けて、荷物を郵送した。
普通だったらEMSを使うところなんだけど、今年から佐川急便が北京市内特急便を業務開始し始めて、ついでにEMSよりちょっと安い価格にて、日本への宅配便サービスを始めている。
せっかくだから利用してみたんだけど、、、。
先週の金曜日の朝電話をかけ(日本語対応)昼に集荷に来てくれた(日本語非対応)のはいいんだけど、お金は、到着後改めて請求に来るそうだ。日本向けはそういう決まりになっているとか、なっていないとか、、、なんかあやふやだった。

で、日数で数えてちょうど四日目の今週月曜日。無事に会社に到着。
会社に運んだ佐川の人も、初めての北京からの配送らしく、かってがわからない状態だったという。

とりあえず、無事についたのはいいんだけど、、、到着後5日が経つが、依然送料の請求なし。
もしかして、小口配送としては、初めての客だったのではないかと、、、。


利用した感じは、EMSより信頼できそうだ。
あの日本でも走っている飛脚マークのトラックで、制服をピシッと着てて、丁寧にトラックに積み込んでくれた。
EMSは、荷物の扱いがひどすぎる。郵便局で見たときも平気で投げてたからな。とても信頼できない。
今後、佐川を頻繁に利用することとしよう。


佐川急便 北京→日本(貨物(書類はもうちょっと安い))
  500g   165元
  以後500g増加ごとに 35元
送料、元払い、受取人払いいずれも可
集荷の依頼電話番号 : 64570999(日本語可)

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2004年11月23日

●日中の未来は明るい

最近、罵倒が収束され、次々に相互理解が進み始めている。
この日中BBSは、日韓BBSと同じ道を歩んでいる。すばらしい。

「参拝」という漢字の意味について教えてください
日本語 / 中国語
今、この時点で、このBBSの二人の中国人が靖国参拝に理解を示した。

これを一通り眺めてみて、やっぱり中国国内でメディアを通じて知る情報は、明らかに悪意を持って伝えられていることがわかる。
とても些細なことだけれども、感激して涙がこぼれそうになった。


今後このBBSでは、さらに相互理解が進んでいくだろう。
まだ「歴史・社会」は罵倒ばかりが続いているけど、「生活・文化」や「ペンパル募集」ではいい交流が生まれている。

Posted by tkm at 09:33 | Comments [0] | Trackbacks [0]

●胡主席も大変だね。

日中首脳会談が終わった。
日本側が非難される点って靖国参拝以外にあるのかな?振り返れば西北大学寸劇事件、集団売春事件があるかもしれないけど、これは中国側にも問題があることだし。
一方、本来ならば中国側に非難や是正を求めるべきものを、小泉さんは最大限の配慮(対立を避けたい)を示し明確にしてない。
 ・潜水艦領海侵犯事件
 ・東シナ海ガス田開発(ガス埋蔵域資料提供)
 ・度重なる日本経済水域内無届け調査船侵入事件(東シナ海だけでなく太平洋海域も)
 ・沖ノ鳥島日本の領土じゃない発言
 ・不法入国中国人
 ・在日中国人犯罪増加
 ・民間人の魚釣島強硬上陸事件
 ・アジアカップ反日暴動(日本大使公邸車破壊事件)

並べてみると、日中関係が悪くなっているのは、靖国問題だけではないよね。単純に比較して、火に油を注いでいる事が多いのは中国側だ。
日本政府は事を荒立てないように配慮して配慮して火を小さくしようとしているのがよくわかる。でも次から次と火に油を注いでいる中国に対して、我慢が限界だという日本人が増え、親中国派の言論が聞こえなくなっているのも確か。石原都知事が普通にテレビ番組に出演して反中国をぶちまけている。すごい変化だよ。ますます日本人は中国の横暴を知ることになり反中国へ世論が傾いていく・・・。
小泉さんが靖国参拝をやめて日本の非が無くなったら、、、日本から油を注がなくなったら、、、日頃の不満を反日でガス抜きしていた反日老百姓はどこえ行く?もしかして反政府に向かう?

 やばいぞ胡主席!

胡主席は、ギリギリのところで何とかやっていうるんだと思う。本心で靖国参拝をやめて欲しいとは思ってないのではないかな?反日のネタがなくなると中国国内が大変だし、日本と外交交渉するカードがなくなるからね。やはり、中国国内反日の声に押されて靖国を問題にしているんだと思う。それがこういうところに現れている。
日中首脳会談、12時間後に報道=TVメーンニュースは伝えず-中国
中国人民に対して、中国政府は、日中首相会談を目立たないようにしている。
江沢民の負の遺産はそうとうなエネルギーが溜まってきているんじゃないかな?

 頑張れ胡主席!

北京でビジネスをする一日本人として、別に日本を非難し続けていてもいいから、混乱だけは避けるように頑張って欲しいと思う。
やはり胡主席を応援したい。

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2004年11月22日

●明日は何の日?

夕方会社と打ち合わせしたら、「明日は休日だから明後日連絡する」という。
あれ?明日休みなんだ。
お~、北京にいながら日本の祝祭日は休みになるんだ~。
明日何しようか。

って明日は何の日?
ネットで検索・・・
お~勤労感謝の日
え~何々、いつから始まったかというと。
古くは、日本書紀に皇極天皇元年(642)の11月16日に祭りが行われていたことが記載されているということだ。
へぇ~。

今日は何の日

ちんなみに「今日は何の日」で、今日11月22日を見たら、ケネディ暗殺の日だって。1963年のことだ。

Posted by tkm at 20:16 | Comments [0] | Trackbacks [0]

2004年11月21日

●あいや~

【中国】「五一」「十一」連休の廃止を検討、渋滞対策で

マジっすか、、、なかなか強引だなぁ~。

Posted by tkm at 21:01 | Comments [0] | Trackbacks [0]

●建築計画?

校舎からトイレ撤去 800人の学生受難   重慶

重慶市聚英技工学校4階建ての新校舎にはトイレがない。800名の学生達は授業の合間の短い10分の休み時間に、寮まで5分かけてもどり、行列に並び、用をたして急いで戻ってこなければならなくなった。学校事務室の主任の話では、学校の環境を汚染しないため、2002年に改修した校舎には最初からトイレは設置しなかった。また臨時で設置してあったトイレも、今年8月には建物からすべて撤去したという。学生達は「我慢に我慢を重ね、トイレまでダッシュ、用足しはまるで戦争」のような日々と早くお別れしたい、と語っていた。

法律整備が進んでいるとはいえ、地方へ行けば、こういうことも平気で発生しちゃう、、、。

Posted by tkm at 13:00 | Comments [0] | Trackbacks [4]

2004年11月20日

●関係改善に期待!!!

なるほど、おもしろい!!
今回の潜水艦事件、中国が日本との関係修復を目指すために、中国側が仕組んだ事件?

潜水艦領海侵犯事件が日中関係改善の糸口に?

中国政府は日本と関係修復したいけど、靖国参拝を続ける小泉さんとトップ会談してしまうと、自国民の反日感情が反政府感情になってしまう・・・。
だから、APEC直前に潜水艦事件を起こし、中国側にも非がある状況をつくり、中国人民の理解を得られるように会談を設定した・・・。
確かに、ちょうどいいタイミングで青年報で記事にしているもんな。

なるほど~。おもしろい見方があるものだ。
このBLOGの最後にも書いてあるとおり、北京でビジネスをする人間にとっては、こういう事件がきっかけてでもいいから、早く関係が改善されることをほんと願ってやまない。。。

Posted by tkm at 10:59 | Comments [0] | Trackbacks [3]

2004年11月19日

●申し訳ないな~~~

なにげな~くネットサーフィンしてたんだな。で偶然出会った、、、。
久しぶりに、涙がボロボロと出たよ。。。
mother
Degicam

あ~親に手紙でも書こう。
今からレターセット買ってくる。

Posted by tkm at 10:38 | Comments [0] | Trackbacks [2]

2004年11月18日

●毎日新聞の嘘<原潜領海侵犯事件>

<原潜領海侵犯>「日本は騒ぎすぎ」中国青年報

まだ青年報の記事を見てなかったので、ネットでcheck!
日本在对华关系上舍本逐末
あれ?潜水艦領海侵犯について確かに記述があるけど、わずかこれだけ。

而且,日本目前还在炒作核潜艇闯入日本领海一事。

どこにも「日本は騒ぎすぎ」なんて記述ない!!!

あ~なるほど、この「騒ぎすぎだ!」っていうのはこの記事を書いた毎日新聞の主張なわけね。。。
「日本は騒ぎすぎと中国様が言ってるよ~。もうこの問題は解決ということにしましょう~」ってことか。
毎日新聞はまた適当なこと言っている。
中国のメディアはもちろんだけど、日本のメディアも自身の主義主張によって平気で嘘をつく。
両国の普通の一般人は、メディアに騙されて振り回されないようにしなければいけない。

Posted by tkm at 21:08 | Comments [1] | Trackbacks [2]

●W杯アジア予選、やっぱ八百長でしょう

ニュースで中国チームにとって大事な一戦だと知っていたので、ぜひテレビで観戦しようと思っていたんだけど、仕事で残念ながら見ることができなかった。
今日、試合結果を見て、びっくり。なんなのあの得点差!!!

両試合とも八百長があったのは間違いない。まずそれを感じた。
W杯は八百長がつきもの、昔から頻繁に行われていることを以前の日韓W杯以来いろいろ学びました。

昨日の結果
 中国   7-0 香港
 クェート 6―1 マレーシア

この予選4組、全試合の点差を眺めてみてもこの二試合だけが、点差で突出している。
それ自体、まず不自然なこと。
で、さらにこの二試合同じ時間で行われていたらしい。そのため、点を入れるごとに、どちらがW杯出場になるかリアルタイムでわかっていたはず。


で、どういう八百長があったかというと、、、
まず中国と香港は、、、
中国は香港に圧力をかけて、得失点差でクェートに勝るように試合前に話がまとまっていたんだろう。中国と香港との政治的関係を見ていれば、十分予想範囲内だ。これは誰もが納得すると思う。
一方、クェートとマレーシアは、、、
マレーシアは政治的にも国際的にも中国が台頭してくることに警戒感を持っているから、中国がW杯出場して国威発揚していくことを国家として牽制したいのではないか。だから中国よりもクェートに予選通過して欲しかっただろうし、試合前からわざと負けようとしていたんだと思う。こちらは八百長というより、マレーシアが一方的に負けることを決めていて、わざと負けたと思われないように一点ぐらいはいれておいたんだと思う。

そして試合が始まった。
中国が後半4分までに5点を取り、それを知ったマレーシアは中国香港戦の八百長を確信し、後半一気に5点をクェートに譲ったのだろう。そしてなんとか中国の予選進出を阻止したかった。
どうでしょうか?
きっと今頃、マレーシアは試合に負けたけど喜んでいるはず。


ほんと、アジアだけでなくて世界中どこでもW杯は八百長が普通にある。権威もなにもあったもんじゃない。
日本チームも八百長を何食わぬ顔で堂々とやれるくらいになってほしいと思いつつ、そうした世界を知らない純朴だけども強いチームになってもらいたいなとも思う。


あ~ぁぁぁ
こういう斜めからしかサッカーを見れなくなった自分が悲しい(ToT)/~~~
誰か助けて~

Posted by tkm at 16:14 | Comments [0] | Trackbacks [3]

●円?元?

中国、ドルを人民元に交換する動き相次ぐ

 【香港18日共同】18日付の香港英字紙エイシャン・ウォールストリート・ジャーナルは、中国人民元が切り上げられると、米ドルで保有している資産に損失が出る恐れがあるとして、中国国内で市民が大挙して米ドルを人民元に交換している、と報じた。

すごい時代になってきたもんだ。
今日ついに1ドル103円までになったらしい。元とドルが連動しているため、ドル安になると元も安くなり、日本円生活をしている身にとってはありがたい限り。
昨年8月、留学開始時、1万円=680元くらいだったのが、今は1万円=790元にもなっている。

 しかし、こうした状況はもうそろそろ限界かなって感じがする。

こちらの協力会社との間で、仕事の単価を元で設定していたが、円で設定することにした。
徐々に円は強くなっているものの、そのうちドルとの固定相場が変動相場に移行される。そうなれば、確実に円安元高になることは目に見えている。
適当に理由をつけて、「ここ数年徐々に円が強くなっているから、メリットがあるよ」とそそのかし・・・。
騙しているようで少々後ろめたい気分になりながら、、、まぁ、会社に利益を最大限還元しなければならない立場にいるから、これもビジネスと心を鬼にして交渉をしてきた。


ということで、今、日本円にまとまった現金がある人は、元に変えておくといいと思う。おそらく2008年までは、共産党政権が転覆しない限り、元の価値はあがり続けるはずだ。

Posted by tkm at 15:30 | Comments [0] | Trackbacks [1]

●高松伸??

昨日は疲れ果てた、昼の2時から夜の10時まで協力会社で仕事の指示。。。頭痛いや。
その会社に向かう途中、中关村大街の魏公村のあたりで、建築家ダンディー高松伸さんを見かけたような気がする・・・・・・。
もう一人、誰かわからないけど、並んでいた。


道の西側に大きな住宅の広告があるんだけど、そこにおそらくダンディー高松伸さんの巨大な顔と、もう一人の別の人の顔があった。
数週間前にその広告を見たとき、どっかで見たことある顔だな~って思っていたけど、今日やっと思いついた。

確かまだ高松伸さんは北京で建築してないはず。
ちょっとネットで検索してみたら、GAJapan55史上空前のデザイン輸出の特集で、高松伸さんが載っていた。どうも中国では天津で広場とか博物館を設計していたようだ。

最近、ついに北京に進出したのだろうか?
でも高松さんの作風が北京で受けいれられるのかな~?
おそらく北京の中心部では作らせてもらえないと思う。どこか広い大地の真ん中にドーンと作るほうが、高松伸さんには合っているじゃないかな?


とりあえず今度魏公村へ行って真偽を明らかにしてくる。

Posted by tkm at 08:19 | Comments [0] | Trackbacks [1]

2004年11月17日

●「日本为何突然这么强硬(日本はなぜ突然こんなに強硬なのか)」

道端の新聞販売のところで、一面に「日本为何突然这么强硬」となっていたので思わず買ってしまった。
週二回発行の大家文摘报(11月12日)
新聞は、中国語の勉強にもなるから頻繁に買っているけど、今回買ったのは初めて買った。
・・・見ているとやっぱりほんと面白い。

中国自身の軍事や外交に対してはまったく批評せずに、一方的に日本側の軍事改変の情報を並べてその危険性を紹介している。

記事の最後に
「日本は軍事大国化への道を着実に歩き、軍国主義が復活する危険性が増加している」
となっている。
でもさ、記事の最初に
「防衛庁が設定する中国の日本への攻撃、3つの可能性」を紹介し、「それに対応した新しい防衛計画を現在防衛庁で考えている」
としている。
 (三つの可能性の内容は下部参照)
この三つの可能性を見る限り、将来の国家を脅かす危険性に対するまっとうな防衛計画、国として当たり前の責務だと思う。決して中国を攻撃しようとする計画ではない。

 ぜんぜん中国への脅威じゃないやん。

で、さらに面白いのが、
沖縄宮古島に防衛庁が、周辺海域空域の情報収集施設をつくろうとしていることを紹介し、それに対するコメント、
「この新しい部署は、現実上東シナ海における我々の軍隊の活動の新しい脅威になる。」
「中国海空軍活動への偵察能力が強まり、脅威がさらに増す。」
え?なんで脅威なの?
日本に対する不穏な行動をしているから、それが脅威と感じるからか?
この文章は自ら「日本に対する軍事計画がありますよ、それを察知されるのが脅威なんですよ」って言っているのと同じだと思うのだが。

 やっぱ、ぜんぜん中国の国家を脅かすような脅威じゃないやん。

むしろそういうふうに新聞記事になる中国の方が脅威に感じないか?
それなのに最後に軍事大国、軍国主義復活と締めくくっていることに可笑しさを感じる。

冷戦時はソ連南下のための防衛計画。そして現在は北朝鮮からのミサイル攻撃に対する防衛計画、そして、台湾有事に対する防衛計画、、、まっとうな日本を守るための防衛計画じゃないのか?戦後以降、日本では、ひとつも他国に対して軍事攻撃するような軍事計画は持っていないはずだ。

まぁそんなことよりも、この新聞はぜんぜん信用できない。
なぜなら、現象に対する微妙な分析になるとすぐに、
 「专家认为・・・(専門家が思うに)」
 「分析人士指出・・・(分析人が指摘するに)」
 「据日本媒体报道(日本のメディア報道によると)」
 「一些日本人认为(ある日本人が思うに)」
 「情报专家介绍(情報専門家の紹介では)」
いったい誰や?どこや?
特定の情報源を明示せずに、適当に都合のよい情報だけを並べ、いかにも日本が軍国主義復活を目指しているって印象操作している。
 馬鹿馬鹿しい。
日本のくだらない週刊誌レベルよりも低いと思う。
「国际先驱导报」もよく見るけど、ほぼ同じことが言える。情報源を明かさないことが多い。
よっぽど日刊紙の「新京报」とかの方が信用できると思う。

新聞を読む中国人は、ぜひ賢くなってもらいたい。

追記: 「中国の日本に対する軍事攻撃、三つの可能性」
資源対立など3ケース想定 中国の対日攻撃可能性
この大家文摘报ではもっと丁寧に紹介している。
1.台湾海峡両岸で軍事衝突が起きたとき、駐日アメリカ軍は日本の基地を利用して攻撃作戦にとりかかる。そのため、中国軍はアメリカ基地およびその周辺地域に対して侵攻することになる。
2.魚釣島の問題上、もし中国が強硬な措置、武力による魚釣島奪取をした場合、軍事衝突は避けられない。
3.東シナ海経済水域の境界問題において、中国が日本に対して武力を用いて解決しようとした場合。

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2004年11月16日

●秋晴れ

なんて気持ちのいい天気なんだろう。太陽が気持ちいい。
こんなにも気持ちいいのは久しぶりかな。
住宅入口の果物屋さん二人も太陽があたる椅子で猫を抱きながら、心地よい顔して眠っていた。
ん~すてきな風景。

最近、ほんと気分が暗くなるニュースが多いけど、そうしたことを一切忘れてゆっくりと休みたい。

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2004年11月14日

●DVD海賊版、販売規制?

ありゃりゃ、、、DVDの店がつぶれている。

夕飯を外で食べて帰りついでにDVDを買おうといつもの店に向かった。
店に入って、なんか様子が変。8元で売っている海賊版DVDが一枚も無い。あるのは50元とか20元とかのDVD。なんで~?
早々に店を出て、最近近くにできたDVDの店に向かった。店の前に来て愕然としてしまった。3週間前くらいに開店したDVDの店が閉まっている。まだ閉店時間ではないはず。もう一軒、一枚6元で売っている店にも行ってみた。こちらは電気がついていた。
やった~営業している!!
と喜んで向かってみたものの、中を覗いてまた愕然としてしまった。
内装工事中。。。
おそらくDVDの店は潰れてしまったんだろう。

ついについに規制が入ったか?
そう長くはないだろうと思っていたけど、こんな突然規制が入るとは、、、。
参ったな~。。。良くないとは思いつつ、その恩恵に浸っていた人間としては、やっぱり悲しい。

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●触れないわけにはいかないね。原潜領海侵犯

結局、中国のニュースでは原潜領海侵犯のニュースが流れていない。
発生当日に、人民網でニュースが流れたけど、中国の原潜とはもちろん記述は無くて、ただ「どこかの潜水艦が日本の領海を侵犯。現在追尾中」となっていて、ニュースの最後に、「以前北朝鮮の船(工作船とも書いてなかった)が侵犯したことがある」と記されていた。普通に見ただけだったら、また北朝鮮か・・・って印象を持つ。


あからさまに日本の主権を侵害し、中国は挑発的な態度をとっている。今回、小泉さんは最後まで中国と断定せずに、最大限の配慮を見せていたけど、、、。日本の政府は中国の原潜でないことを祈っていたんじゃないかな。

中国は自分で自分の首を絞めているとしか思えない。日本国内の親中派がどんどん反中派になっていっている。日本国民も親中感情が普通だったのが、今では嫌中どころか反中感情がどんどん拡がっているんじゃないかな?中国人から見て、日本は中国に対して対決姿勢を感じるかもしれないけど、それ以上に日本人から見て、中国は日本に対して対決姿勢を感じるよ、、、。よくない傾向だ。
でも、おかげで、日本は徐々に右傾というか中道になりつつある。いいことだと思う。

それにしても中国政府はどんな言い訳をするのか楽しみ。
靖国の問題とか散々日本に厳しく迫っていたけど、明らかに非が中国にある今回の事件。いったいどういう反応を見せるんだろう。。。今まで中国が日本に謝罪したことないんじゃないかな~。
おそらく「事故でした。緊急避難です。」って言うんじゃないか~。どうだろう?


まぁでも北京で生活する身にとってはなかなか辛いものがある。いつそういう話をふっかけられるかとビクビクしながら生活しているよ。まぁ十分準備はしているけどね。
北京で生活してて、仕事をしてて、こんなBLOG書いてて不安になるなぁ~。
話せばわかると信じているけど。。。日本の変なところ中国の変なところ、両方知って、普通の人間同士、お互い信じあえると思う。

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●こういうニュース流れてないだろうな~

自衛隊駐留継続を訴え=市民140人宿営地に-サマワ

ニュースに埋もれて気づかなかった。

もうすぐ派遣期限が切れるけど、どうなるのかな~。
派遣に積極的には賛成しないけど、少なくとも現地の人から感謝を受けているのは事実のようだ。
細田さんは「総合的に判断して・・・」って、その判断基準をもっと国民に知らせて欲しいなって思う。

そうしないと、また誤った解釈が中国の報道で勝手になされてしまい、中国人が誤解してしまうよ。

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2004年11月13日

●独立心旺盛な中国人

知り合いの社会人の中国人はいずれも独立をしたか、独立を考えている人たちばかりだ。
今日、協力先の会社の社員とMessenjerでやりとりしていたのだが、いつ独立しようか悩んでいる。
日本からの仕事の話で、友達を紹介してもらったのだが、結局その友達が仕事するわけではなく、その社員が独立して仕事を請けおおうとしている。
現在協力している会社の社長に申し訳なさを感じつつも、これが中国の現実でビジネスとして冷静に付き合っていかなければならない。

しかし、どうしてこう独立心旺盛なのか?
おそらく、給与体系が影響を与えているのではないかと考えられる。中国では働いたら働いた分だけ給与が支払われるシステムが普通であり、給与の格差がとても大きい。一方で、経営者の取り分もこれまた大きいのである。
例えば、現在我々が北京でしている仕事は、物件当たりの単価の40%が経営者の取り分として持っていかれ、残りが仕事をこなした個人へ支払われている。
誰もが想像するに、会社を通さずに個人で仕事を請け負えば、仕事を与える我々も、仕事をする個人も、価格的に双方のメリットがあるわけだ。

さらに人件費は極端に低い。
たとえ1ヶ月一人1万元の売り上げがあっても1500元/月で働く地方出身労働者がうじゃうじゃいる。700元/月の求人広告もよく目にする。
金持ちの経営者と安働きの労働者。この階層差が日本以上に明確である。
安働きの労働者だったのが、フリーランスになったり経営者になることで、明からに今まで以上の収入になる。

これだとちょっと賢い人はすぐに独立したいと思うだろう。
しかし、経済が上り調子である今だからこそ可能なこと。これが停滞し仕事の絶対量が減り始めたら、厳しい社会が待っている。中国人はそれを見据えて展開を考えていかなければならないと思う。

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2004年11月12日

●先日あったこと、、、その3

社長が到着したその日。
夜、北京飯店に予約をしていたのだが、チェックインしたあと軽くご飯を食べ、女の子が横についてお酒を呑むような店に行ってきた。

日本でも2,3回こういう店に行ったことがあるが、とても疲れるんだよね。日本の店の女の子は何も考えてないんだもん。ただ目前のお金欲しさに働いている感じ。話をしても何もおもしろくない。でも、ここ北京での女の子たちは違った。

しばらく話し込んだ女の子の話によると、、、
10日前に雲南からやってきた。もちろんお金欲しさなんだけど、雲南では物価がものすごい低いので、都市に出て働くのは普通らしい。さすがに親には美容室で働いていると伝えているそうだ。そりゃ言えないわな。
そして、この彼女、この仕事はステップアップにしか過ぎないとのこと。昼間は日本語学校に通い、夜はこの店で実践で勉強し、そのうち日本との貿易関係会社に勤めたいと考えていた。

ちなみにこの店の女の子たち月1500元で働いているそうだ。
一日50元で働いているのか・・・
今回4人で呑んで1900元支払っているんだけど・・・


健気に一生懸命働く地方から来た女の子たち。
日本とのギャップにとまどいを感じながら、今の中国の現状を知ることができた。

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2004年11月11日

●先日あったこと、、、その2

社長を迎えに北京空港で待っていたときのこと。
修学旅行の高校生たちが出てきた。
・・・・・・やばいね女子高生。ものすごい注目されている。
みんな超ミニスカートで、集団小姐って感じ。
あれじゃ、危険だよ~って思うと同時に、日本人女性が世界的に人気の出る理由が改めてわかった。

この子達、いったいどんな修学旅行になるのやら、、、


って数日前に思っていた。
で、昨日、所用で前門に行ったついでに王府井の東方新天地に行ってきた。
そしたら、あの修学旅行生たちがいるじゃないか。でも一目見て安心した。男子学生は制服を着ているけど、女子高生たちは制服ではなく、自由に服を着ていた。誰一人ミニスカートをはいているバカはいなかった。

ここ北京ではミニスカートを見る機会はまったくない。ミニスカートでぞろぞろされたら、刺激が強すぎる。
日本人は、気をつけないとね。

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●たぶん、認識が間違っている。

王毅駐日大使:
小泉首相の靖国参拝に不快感 山崎補佐官に

王大使は「中国では、あの(日中)戦争は日本の一部の人間がやったと教え込んできた。参拝は困る」と反発したという。

その辺の中国の認識が間違っているから、靖国の問題が起きるわけだ。

あの戦争は決して日本の一部の人間とは言い切れない。
きっと一部の人間というのは、東条英機などを指しているんだろうけど。しかし、東条英機はその当時一軍人で、日中戦争時の指導者でもなんでもない。あくまでも東条英機はアメリカとの開戦時の首相である。
中国人から恨まれる理由が無いのに、東条英機を目の敵にして教え込んでいる中国は、認識が間違っていると思う。

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2004年11月10日

●先日あったこと、、、その1

土曜日に社長とかみんなで宮廷料理を食べに行くことになり、前日に予約の電話をした。

コース料理の内容を聞いて、時間と人数を伝えたのはいいんだけど、ケイタイの番号を聞かれ、すぐに答えられなかった。
「稍等一下(ちょっと待ってね),,,」
と待たせしまい、なかなか言えなかった。
すると電話口の向こうの彼はこう言った。
「那不要手机号码(番号いらないよ)。你们日本人肯定来(君たち日本人は必ず来てくれるから),,,」

うれしくなった。。。

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●どんどんキナ臭くなってきた

中国?の潜水艦が領海侵犯、政府が海上警備行動発令

 政府は10日、中国海軍とみられる潜水艦が、沖縄県の宮古列島の多良間島周辺の日本領海を潜行したまま航行し、領海侵犯したことを確認した。政府は、同日午前8時45分、海上警備行動を発令した。

これって、中国側が主張している経済水域ではなくて完全に日本の領海なんだと思う。

やばいよなぁ~
数年前の北朝鮮と同じことを、日本に対して中国がやり始めた?

 海上警備行動は、1999年3月に能登半島沖で発生した北朝鮮の工作船事件で初めて発令されて以来、今回で2回目。潜水艦に対して発令されたことはない。

もしこれがアメリカに対してだったら、こうした国籍不明艦はすぐ攻撃だろうね。


日本政府は、中国政府に対して、靖国とか、遺棄兵器とか、精神的なものや、過去の遺物で、影響を与えているけど、、、
中国政府は、日本政府に対して、一般の中国人が知っている以上に、中国政府は現在進行形で、日本に対して干渉を与えている。

第三者が見て、どっちが脅威なんだろうか・・・。

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●この4日間

日本から社長がやってきて、いろいろ打ち合わせ。
北京を一人で完全に案内できるようになったね。

でも、あとどうしてもうまくできないのが、、、普通の中国料理レストランでの注文。
北京ダックとか火鍋とか、食べるものが明確であればいいんだけど、なんとなく入ったときに、美味しいものをうまく頼めないんだな~。
まだまだ勉強が必要だ。

Posted by tkm at 11:27 | Comments [0] | Trackbacks [1]

2004年11月05日

●GA INTERNATIONAL2004

先日、日本で買うより安く買ったGA INTERNATIONAL2004を見ると、紹介された17の建築のうち5つも中国のプロジェクト(あと一つ台湾)。
すごいな!

●ARATA ISOZAKI
CHINA INTERNATIONAL PRACTICAL EXIBITION OF ARCHITECTURE,CONFERENCE CENTER
●COOP HIMMELBLAU
GUANGZHOU OPERA HOUSE
●NORMAN FOSTER
BEIJING CAPITAL INTERNATIONAL AIRPORT
●OMA
BEIJING BOOKS BUILDING
●STEVEN HOLL
BEIJING LOOPED HYBRID

二川さんの目に留まった2004年を代表するプロジェクトってことだと思う。
このなかで、OMAのプロジェクトを初めてみたけど、、、
現在その敷地には立派な本屋のビルがあるのに、建て替えるプロジェクトがあるなんて。
初めてみたということは、これはもう立ち消えになったのかな?

すべてが外国人建築家っていうのは悲しいことだね。
先日国際建築展を見に行ったけど、中国人の建築家のレベルがこの数年でものすごい向上している。
きっと中国人の名前でGAに掲載される日も近いと思う。

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2004年11月04日

●書いてあるのに・・・

10月分のガス代、水道代の請求が家の前に挟まっていたので、今日払いにいってきた。
請求書の裏面に、手続きすることができる銀行が10個ぐらい書かれている。
中国銀行で日本の銀行口座から引き落とし行くついでに、払ってこようと思った。
そして、待合の番号札を取って、現金をぴったり準備して、待つこと約15分。
やっと順番が回ってきた。請求書と現金を窓口に差し出すと、お姉さんは、いぶかしげな顔をして、中国銀行では手続きできないと言う。为什么呢?
請求書の取り扱い銀行欄を指差し、「ここに中国銀行って書いてあるやんけ!」と反論。が、しかし、そのお姉さんは無理だ無理だの連発、どうすればいいのか聞くと、工商銀行へ行けという。
  なんだかな~。

公共料金の支払い請求書の記載事項が間違っているなんて、、、。
それもガスと水道二通とも。
  なんだかな~。

この請求金額まで嘘っぽく思えてきた、、、
とりあえず、その後工商銀行へ行って、30分ほど長い時間待たされて、やっと支払い完了。
公共料金ぐらい自動引き落としにしろよ!って思うんだけど。
徹底して現金主義の国だから仕方ないな~。

Posted by tkm at 16:52 | Comments [0] | Trackbacks [0]

2004年11月03日

●大統領選挙を見てて思うこと

1.選挙の方法
日本の選挙って普通投票日に完全に開票されて、何のトラブルも起きないのが普通。
でも、今回の大統領選に限らず、多くの国の選挙は、結果が確定するまで数日もしくは数週間かかるのが普通だ。
う~ん、我思うに、選挙人名簿の違いなのかな?
日本人はほぼ100%戸籍が明確で選挙人名簿も自動的に行われるため、アメリカのように、選挙の度に事前に自己申告で選挙人登録する必要は無い。そして、あの民主主義国家を標榜するアメリカさえも選挙人登録のシステムが完全でなく、登録しなかった人のために暫定投票というよくわからない制度まである。
なんか思うんだけど、そうした部分って統治者(権力者)が、選挙で有利になるように曖昧な部分、グレーゾーンを設けているんじゃないのかと疑ってしまう。違うかな?
日本は、そうしたグレーゾーンを持たないからすぐに勝敗がつき、混乱や訴訟騒ぎにならないんだと思う。どうだろうか?

2.ケリー候補が優勢?メディアの偏向報道か、、、。
日本のメディアの報道を見ている限り、ケリー候補が優勢だとずーっと報道されていた。
でもふたを開けてみれば、やっぱりブッシュ大統領再選らしい。
日本のメディアは自らの意思や主義に則った、都合のよい報道をしすぎだよ。
もうちょっと公平に報道してほしいし、ちゃんとした情報分析を国民に知らせて欲しいと思う。
日本のメディアは相当ブッシュが嫌いだったてことだな。
まぁ同じくあんまり好きじゃないけどね。

Posted by tkm at 22:16 | Comments [2] | Trackbacks [3]

●円高が遠のく・・・

<ロンドン外為>ブッシュ大統領優勢見通し、ドルが上昇

 米大統領選挙を受けた3日午前のロンドン外国為替市場は、ブッシュ大統領優勢との見通しから、ドルが円などに対し買い戻され上昇した。欧州主要株式市場も早期決着期待が広がり、値上がり基調だが、上昇率は1%未満と小幅なもの。市場では次期大統領の政策評価よりも、早く結論が出るかどうかが当面の焦点となっている。

あ~ぁケリー候補が勝つなら円高が期待できたのに、、、。
ブッシュ大統領再選なのか。
北京で円生活する人間にとってはちょっと悲しいけど、日本にとってはいいことだね、きっと、、、。
明日、たくさん日本円を人民元に変えておこう。

Posted by tkm at 20:28 | Comments [0] | Trackbacks [1]

●独り言

最近、気になっているんだけど、きっと中国でも以前こういう風習というか、考え方ってあったと思うんだ。
雑記帳 札幌で「かに供養」
それが、解放以後か文化大革命で無くなったんじゃないかと思っている。
特に南の地域ね。それか少数民族たち。

で、最近興味あるのが、そうやって無理やりそういう風習とか考え方を捨てさせられたけど、人間の心ってそう簡単に変わらないと思うんだ。だから、どこかで脈々と続けられているんじゃないだろうか?
そうした名残でもなんでもいいから、なにか見つけられればいいなって思う。

きっと中国が発展していくための、ひとつの指標(?)になると思うから。。。
金儲けに走ってもいいけど、こうした心を持ち合わせた金の亡者になってほしいな。

Posted by tkm at 18:11 | Comments [0] | Trackbacks [0]

●躍らされたくない

捏造される日本の報道

こういうのを読むとほんとメディアの報道を信頼できなくなってくる。
そして、そうした日本の歪曲された報道が共同通信とかが世界に配信して、そこからさらに中国政府の都合のよい情報が、中国の一般新聞の記事になったり、ニューヨークタイムズ紙の都合のよい情報が、ニューヨーク市民に記事として伝わるわけだ、、、。

複眼的に報道を見るようにしなければ、政府やメディアに躍らせれちゃうね。
常に冷静にメディアに触れよう。

Posted by tkm at 08:01 | Comments [0] | Trackbacks [0]

2004年11月02日

●日本より安くなる日本の建築雑誌

今日、清華建築学院へ行ったついでに学院の本屋で本を買った。
GA DOCUMENTを二冊。
なんと値段が一律180元。ちなみに、先生を通して買うと10%引きになるので162元(約2200円)!!!

今回買ったのは、
  79 「GA INTERNATIONAL2004」  \2990-
  77 「GA SPECIAL ISSUE ARATA ISOZAKI」  \4410-
この二冊を2200円で買うことができた!

日本にいたら、INTERNATIONALは買っていたかもしれないけれど、ARATA ISOZAKIは絶対買わないだろうな、、、。
それが2200円で2000円も安かったらついつい買ってしまったよ~。

なぜ、北京で日本の雑誌がこんなに安いのか?

中国では雑誌は、古くなれば古くなるほど安くなっていくのが普通。
定価50元の雑誌も半年たてば地下鉄車内で8元で売られている。
だから日本の雑誌も同じように安くなるのだ。
うれしいね~。

では、なぜ中国では古い雑誌が安くなるのか?
日本では古本でなければ、定価のままなのに。。。

中国では、発刊時の計画が日本のようになっていない。
日本のように売れない雑誌は編集社へ返品される制度は無いため、おそらく編集社は、毎月どれだけ自分の雑誌が売れているか正確には把握していないだろう。
最初に卸したところで、その後の行方はわからなくなっているはず。
編集社は、できるだけ多く印刷して、できるだけ早く卸す。それでおしまい。
次号の発刊計画はその卸しでどれだけ売れたかで印刷部数を決めていると思う。

だから、売れ残った雑誌は行き場がなくなり、どんどん安くなっていく。
だから50元の雑誌が8元で売られていたら、誰かがどこかで損失を被っているわけだ。

いいねぇこの制度!!!
まぁでも無駄が多いよね。環境に対してもよくないし。。。

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●建築計画学

居住面積大幅改善で世界の中流レベルに到達

  中流意識を持って生活するようになった中国人は住居に快適性を求めはじめ、家屋の位置、形、環境、価格などを総合的に考えるようになってきている。今後は低密度の建築、オープンエアの空間、小さめの部屋、空中庭園、近所付き合いのできる建物配置などを求める人が増えると考えられている。

これからの中国都市部での住居計画は、日本の建築家が、金儲けのためとかでなく、本来的な意味で活躍できる可能性があると思う。今の日本の最前線の集住の計画学がきっと日本より中国のほうが受け入れがスムーズになのではないか?そして、新しい未来的な住まい方を実験的に試みることが可能なのではないかな?

Posted by tkm at 08:56 | Comments [0] | Trackbacks [2]

●日本と中国の学術交流

日本学者谈南京大屠杀及中国爱国主义教育

  新闻索引:昨天,一位日本学者来到南京,与南京的学者及部分历史系研究生坐在一起,举行了一次特殊的沙龙——南京大屠杀学术研究沙龙。这位学者名叫笠原十九司,是日本国内研究南京大屠杀的权威学者之一。

日本と中国の学者が交流するのはとてもいいことだと思う。
でも、どうせ中国側が呼ぶなら、大虐殺否定派の右よりの学者を呼んでほしいと思う。そういう学者は喜んで南京に行くよ。

聞いたところによると、日本の右よりの学者が、中国の学者と共に学会を催そうと申し込むけれど、中国政府から断られ続けているらしい。そして、笠原十九司さんのような左よりの学者ばかりを呼んでいる。そんなのなんの解決にもならない。中国政府は堂々と日本の右よりの学者を呼んで、討論し、日本側の嘘を正してほしいと思う。でも中国政府にそれができるかな~?

ちなみに、この笠原十九司著作の「南京事件」(岩波新書、1997年11月発行)、掲載写真が偽写真であることが判明しているらしい。
新書『南京事件』の掲載写真について
 

読者の皆様へ

 新書「南京事件」掲載写真に問題のあることが指摘されました。
 読者の皆様に多大なるご迷惑をおかけしたことをお詫びいたします。
 小社としては同書の出品を一時停止し、写真を差し替える措置をとりました。
 お取替えをご希望の方は、岩波書店編集部までご一報いただきたく存じます。
                                                岩波書店

Posted by tkm at 08:44 | Comments [0] | Trackbacks [0]

●報道の自由

先日、発表された数値。
報道の自由度、日本は世界41位だって。
Third Annual Worldwide Press Freedom Index

日本は報道の自由は約束されてはいる。
でも既存のメディアは、自由な報道をしていない。
日本のメディアは、事実を正確に大衆に知らしめることではなくて、社会悪に立ち向かうことが本質とされている。
日本では戦後以降、メディア界教育界思想界とも左翼的な面が強かったため、権力が社会悪の一番の象徴であり、一番の権力「政府」が常に批判されてきたわけだ。

まぁネットのおかげで最近変わりつつあるけど、、、

で、中国はどうかっていうと
世界162位
 日本は政府批判をすることで統一されているけれど、
 中国は政府批判ができないことで統一されているんだよね。


そういうメディアの姿勢を知った上で、報道を鵜呑みにせずに、その背景にあるものを探り本質を知りたいと思う。
しかし、多くの中国人がそういうふうメディアを見るようになってしまったら、反政府的な中国人が増えて社会が混乱しそうだ、、、。可哀想だけど、むしろ今のまま、中国一般大衆は無知のままのほうが世界は安定するのかもしれない。

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2004年11月01日

●海淀図書城

昨日、海淀図書城へ行ってきた。ここは松原弘典さん内装設計の新華書店がある。
自転車でわずか10分の距離だけど、数ヶ月ぶりに来た。久しぶりに来たけどその本屋が入っているビルの一階テナントがすべて開店し、明るく煌々としている。
そのおかげか、新華書店には以前とは見違えるくらい人が大勢入っていた。
店の人も忙しそうに、店内をうろちょろうろちょろと客の監視(?)をしている。

あれ?何か様子が違うぞ?

あのカラフルなベンチ(?)に座って読書をする姿が少なくなっている。その代わりそのベンチ(?)には本が積まれていた。
ありゃありゃ、これは松原さんの意図とは違うところにいってしまっている。
北京の本屋は同じ本が数十冊も店頭に並んでいる。いつも思うんだけど、意味ないよね、、、。
こうして、ベンチ(?)も本棚として活用され、どんどん中国式になっていく~。
計画側は、完成し引き渡した後も関わっていけるシステムがあるといいなと思う。


所用を済ませて、帰ろうとしたら目の前に吉野家が現れた。
こんなところにも吉野家ができたんだ。前に吉野家になる前の汚い店に入った記憶がある。
そういえば長いこと吉野屋の牛丼を食べてない。一年前留学開始早々に友達と開放的で大勢の客でにぎわうデパート地下の吉野家に入て以来。日本でも豚丼しか食べれなかったし。
いつの間にか店内へ、牛丼を頼んで席に着くと、なにやら雰囲気が違う。
日本の吉野家はトラックの運転手とか、サラリーマンとか、こう一人で寂しそうに、黙々と食べていて、時によってはドンヨリとした空気が流れているものなんだけど、、、
ここは家族づれやカップルとかグループとか、こうキラキラしてるんだよね。
日本の感覚で一人で入っていったけど、ちょっと場違いなことに食べながら気がついた。

それにしても、牛丼ウマ!!以前、日本の味と比べて不味かった記憶があるんだけど。
一年以上も日本の吉野家食べてないもんな~味忘れたか?

Posted by tkm at 16:46 | Comments [2] | Trackbacks [2]

●コメント表示

ごめんなさい、今日初めて「いわさ」さんからのコメントに気がつきました。
コメントの表示をトップ画面で確認できるように変更。

徐々にBlogらしくなってきた。
あとトラックバックっていうやつがよくわからん。
今は身内にしか紹介してないけど、もうそろそろ公にしていこうと思う。

次はBlog以外のCONTENTSづくりです。
この北京で何しよう!!!

Posted by tkm at 10:30 | Comments [1] | Trackbacks [1]