beijing architecture

●中国人の独立

現在、最も優秀な協力会社は、9月に以前の会社から独立し設立したばかりの新しい会社です。最初は３人からはじめ、今は１０人程度雇用しています。
仕事も地理的に近い清華大学関係からの仕事が多いようで、頻繁に清華の先生や学生らしき人が出入りしています。
ずーっと知らなかったのですが、先日設立時の三人と食事をし、初めて会った一人は清華大学の現役の先生でした。こちらでは先生の兼業が自由らしいです。

一方、二番目に優秀な協力会社から独立を考えて、10月より事務所を借りた人たちがいます。彼らとはその協力会社の手前、建築とは違った分野で協力できればいいかなとは考えていますが、まだまだ手探り状態です。
今日、所用があり、彼らの事務所に行ったら、かなり荒れていました。ガラスのテーブルが破損し、壁面に飾ってあった作品などがはがされ、、、、、、おそらく激しく喧嘩でもしたような様子です。さらに、ビル管理（？）の人が来て、久しぶりに会うことができたというようなことを言っていました。
彼らは、３人で独立しようと試みていますが、まだひとつも仕事を受けれずに、苦しんでいるようです。おそらくそれが原因で喧嘩でもしたのでしょうか。
いつ正式な仕事を任せてもらえるのかと懇願されたりもしました。

十分な人脈と十分な準備をして成立した会社と、闇雲に飛び出し成立しようとする会社では、大きく差が出ています。
しかし、こうした闇雲に生まれる会社が、今の中国の勢いを現しているのかもしれません。
可能性があるなら飛び出せ！だめだったらまたやり直せばいい！！
そんな感じがします。