2005年01月04日

●大使館なんて当てにならない

以下、津波に巻き込まれた日本人が大使館に助けを求めた際のやり取りらしい。
詳細は引用元をご覧ください。
結局、海外に居て日本の大使館はあてにならないようですね。
話は違いますけど、以前、用事があり北京の領事館に言った際、どのバスに乗れば、最寄の地下鉄まで帰れるか聞いたところ、「そんなのタクシーに乗りなさい。」と、、、そのときカチン!ときたことを思い出します。こっちはなんとかやりくりして頑張っている貧乏留学生なのに、日本人ならタクシーに乗るのが当たり前であるかのように対応してくる。所詮、彼ら在外公館職員はものすごい高給取りで、住んでいる世界が違い、現実に北京で生きている日本人の目線では何も見えてないようです。

海外にいて日本国パスポートを持つメリットはとても大きく、日本人であることに誇りを感じ、こうした日本を作ってくれた先人たちに感謝をしていますが、いざというとき大使館は守ってくれそうにありません。
複数のライフラインを常に確保し、救急時に対応しておきたいと思います。

スリランカ:津波から生還した親友 しかし、大使館の職員に「津波に巻き込まれて…」と説明すると、「お金は貸せません」という冷たい答えが返ってきた。コロンボまでの道中、いらない服をもらったのだが、下はオレンジのタイパンツ、上はオームと書かれたTシャツ。津波にまぎれてお金をもらおうする怪しいヒッピーだと疑われたようだ。 「私はお金も一銭も持ってないし、スリランカに知り合いもいない。パスポート、航空券も流されてしまって、どうすればいいんですか!」と泣きじゃくっても取り合ってもらえず、待たされること6時間。  ようやく相手にしてくれた大使館の職員の口からは 「いくら貸してほしいんですか?」という言葉。 「何にもないし、服や食べ物、泊まるところ。4、5万くらいほしいのですが」 「貸せるのは130ドルまでです。パスポート再発行には1万円かかります。借用証を書いていただき、利息は1日1%…云々」  窓口で差し出されたのは、なんと4枚にわたる規約と日割りの計算表、返済用の振込み用紙だった。 「これじゃ、今夜のホテルをとることもできません。」 「じゃあ、今晩はそこの長椅子で寝てもいいですよ」 行く場所はない。仕方なくその場で空腹と疲労抱え、一夜を過ごした。途中、夜営のおじさんが見かねてくれたビスケットを食べてしのいだそうだ。  翌朝早々、お偉方の大使がご出勤。低姿勢で彼女に近づき、昨日の対応について謝りはじめた。3日間泥水を浴びたままの体を見て、職員用シャワーを貸してくれた。インド大使館までの交通費もポケットマネーを出してくれようとしたが、お金はそれ以上借りなかった。  昨日と手の平を返したような対応に唖然とした。あくまでも憶測だが、前日まで分からなかった彼女の名前が、一晩明けて、捜索者リストの中に見つかったのかもしれない。外務省とスリランカ大使館の間では情報がうまくやり取りされていないのか、どちらかがパンクしてるのか。いずれにしても、こんな非常時に「ヒッピーでは?」と疑うほどの余裕があるなら、もっとまともな仕事をしてほしいのものだ。

 大使館を出たら、すぐにテレビ東京のインタビューがあった。テレビ東京取材班はタクシーでホテルまで送ってくれ、タージホテルでの休憩、食べ放題のランチをご馳走してくれた。インド大使館では事情を説明したら、すぐさまヴィザを再発行してくれて、航空会社もさっと調べてくれた。

 帰印後、日本に連絡した。家族は外務省に捜索願いを出していたのだが、外務省からの連絡はまったくなかった。ご家族は「こちらで確認しましたので、取り下げをお願いします」と外務省に報告。飛行機の乗る前に、大使館でお金まで貸しているのに、安全確認の報告が届かないなんていかがなものか? 日本の緊急事態時の対応の悪さが浮き彫りになった。

Posted by tkm at 2005年01月04日 10:47
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