2005年05月26日

●ここ数年で日本国内が激変?

こういうのが読売新聞の編集手帳に掲載されるなんて、、、
二年前の留学前の日本ではほとんどありえないようなことではなかったでしょうか。
なぜ、こうまで国内の雰囲気が変わってしまったのか。

って、その原因をまともな日本人が考えたら、、、
「日本側にも問題があるけれど、中国にも問題あるよね。」
となるはず。自身の非を認め、相手も非を認めることを求める。
でも、普通の中国人が考えたら、、、
「日本にすべて非がある!」
ってなるでしょうね。自身の非を認めたらそこで勝負あり。以降は思考停止。

・・・・・・文化の違い
二国間の関係改善はまだまだ先になりそうです。


5月25日付・編集手帳
 「躾(しつけ)」という字は日本で生まれた。和製の漢字「国字」という。はるか遠い昔のことで、誰の創案によるものかは知るよしもないが、「美しい身」とは言い得て妙である◆子供は親がしつけるが、国家をしつけてくれる者はいない。遠回りのようでも、国際社会のなかでひとつ恥をかいては、ひとつ利口になり、自習していくのだろう◆中国の呉儀副首相が、先方の申し入れで決まった小泉首相との会談を突然取り消し、帰国した。靖国の問題が原因というが、酒場の酔漢ではなし、「気にくわない、帰る」では外交にならない。理由がどうあれ、礼を失している◆反日デモの暴徒に好き放題をさせた中国政府には、「これで法治国家かね」「北京五輪は大丈夫?」と、疑問の声が世界のあちこちで上がった。学習効果だろう、いまはデモの暴走を抑えにかかっている◆法の次は礼儀、中国の「しつけ自習」は2科目目に入ったらしい。副首相にはいつの日か、「あの時はごめんなさい」との言葉を携えて、卒業旅行の再訪日をしてほしいものである◆毎度毎度、自習を手伝わされる側はいい迷惑だが、さりとて、こちらが頭に血をのぼらせれば相手の蛮風に染まる。中国政府、中国の人々にはいままで通り、礼節をもって接することが肝要だろう。躾の本家として身を美しく保ちたい。

(2005年5月25日1時38分 読売新聞)

Posted by tkm at 2005年05月26日 06:58
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