2005年06月02日

●北京首都博物館のホームページ


以前紹介した北京首都博物館のホームページが更新されていました。
北京首都博物馆
以前のエントリー
いくつかの完成パースや設計理念などが記載されています。

以下、翻訳


設計理念
首都博物館は、北京新世紀の重要文化施設として、首都の特色である政治文化および国際交流を体現した集合体である。国際大都市の地位を表現し、こと千年の建城史と歴代王朝の変遷のもと現われた、灿烂民族文化の歴史特色を反映する。また十分に、科学進歩、技術発展、概念の更新の時代特色を展示し、現代人類文化の足跡を留める。特別な、不仅尊古,也要厚今の人文特色が備わり、特色的な旅行スポットとして民衆が愛する文化休息教育場所となる。
設計案は、歴史と未来の挿絵を元にしており、伝統的な材料と現代的な材料を織り交ぜ、傾斜した青銅を壁面から飛び出させ、文物発掘のイメージを表している。
大屋根は、間違いなく中国伝統的な櫓をほのめかしており、レンガ壁で古代の城壁と近代的なカーテンウォールの境界線をぼんやりさせた。広場は雄壮偉大な巨大構造を引き立たせて、皇室宮殿の高台建物の手法を採用している。
設計特徴
1.簡潔な矩形平面と北京の都市構成との強調、非対称の形態は、交差点空間に呼応する。
2.青銅、木材、レンガなど伝統素材が北京の悠久の歴史を代表する。ステンレスの屋根庇、ガラスカーテンウォールおよび先進的な建築技術は、新北京の現代を表現する。光線の反射と陰影が歴史と未来の対話を産み出す。
3.太陽ホール、四季竹院は、伝統的な博物館空間の閉鎖性と重苦しい感覚を破壊する。市民のために開放的で暖かみがあり、明るい文化的遊び環境を建造した。
4.この設計のもっとも大きな特色は、景観空間に博物館を引き込んでいることだ。室外の竹林が室内に入り込み、独特な展示文化環境を形成している。園林はと文物展示ホールの間は時空が交錯し、特有のオリエンタルデザインの魅力を表現している。
それから、エントランスホール南側10mの高さに、室外四季バルコニーがある。バルコニーには各種樹木が植えられ、太陽光の照射のもと、優美な姿が表現され、四季の変化を伝える。

Posted by tkm at 2005年06月02日 21:25
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