2005年06月14日

●認識の不一致があるのは当然だ

14日付け読売新聞社説

[日韓歴史研究]「認識の不一致があるのは当然だ」
 当然のことだが、歴史認識の相違は、日韓の間だけにあるのではない。
 例えば、ヨーロッパでは、1992年に、欧州共通の歴史教科書が出版されたが、ナポレオンの評価をめぐって、各国の見解が一致しなかったために、両論併記の形がとられた。結局、欧州共通の歴史教科書は、各国でほとんど採用されなかった。
 日韓両国は、双方の歴史認識に相違があることを認め合った上で、より建設的な関係を築いていくべきである。

そのとおりです、、、。
政府間は外交関係上難しいと思いますが、せめて一般人はこういうことを理解しておいた方がいいと思うのです。歴史認識の違いが必然的に生まれ、それを埋めることがどんなに難しいことか、どうしたら中国人に理解してもらえるのでしょう。
しかし歴史認識の前に、歴史的事象において、日本からも中国からも嘘やでたらめが出ている時点で問題です。それを改めないとまず難しい気がします。それを改めようと思って歩み寄ろうとしても、南京事件の協同調査などなど中国側が受け入れない。なぜなら中国が日本に対して、中国の歴史観を受け入れるように求めているから。歴史は歴史、現在は現在で分けることができない中国。まぁ理解できる気がします。

昨夜もCCTV音楽で、かわいい子供たちが合唱をしていました。
抗日戦争の時の愛唱歌かなんだから知りませんが、「武器を持って立ち上がれ、右にも左にも敵がいる、昼は隠れて、夜に攻撃だ!」なんて歌っています。あたかも今、日本と戦争しているような錯覚を感じます。
日本はとっくに歴史として見ており、お隣中国も日本と同様に平和な国として外交をしてきたと思います。しかしここ中国では、まだ現在のこととして戦争が活き続けています。それが過去のこととして、歴史としてみるようになるには、いったいどれだけの時間がかかるのでしょうか。そのときにやっと日中の関係がよくなっていくと思います。

Posted by tkm at 2005年06月14日 08:59
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