2006年01月16日
●物乞いに100元紙幣をあげることの意味
五道口のマクドナルドの前で、学生風の外国人が、おもむろにポケットから、小さく折畳んだ100元紙幣を、路上に蹲った老婆と子供の二人組みに渡しているのを目撃しました。その老婆と子供、その外国人には一目もくれず、感謝の様子も見せずに、周りの目を気にしてか、100元紙幣を二人で握り隠していました。
中国で生活して、何もしてない物乞いに現金をあげたことがありません。現金を渡し、それを生活に糧にすることによって、いつまでたっても現状のまま変わらないと思うからです。
こうした意見に賛否両論あるかと思いますが、個人的には今まで現金をあげたことはありません。その代わりといってはなんですが服や食べ物をあげたことは何度かありますけどね。
現金をあげることで、彼らにとって一時の助けにはなると思いますが、将来にわたって何の助けにもならないような気がします。それよりも彼らが生業として物乞いをしているのであれば、決して現金をあげるべきではないと思います。
また、そうした人たちへの対策などは、本来社会や国家の責任ではないでしょうか。一時的な施しを与えることで、社会や国家の対応が意図的に後手になることは本末転倒だし、あってはならないことだと考えます。
十分に対策がとられ、広くそうしたサービスが行きわたった上で、それでも法の不備によって虐げられた人々が生まれてしまったならば、社会を構成する一員として、望んで寄付してあげたいとは思います。
とは言っても、寒空の中、今も恵みを求め、街頭でうずくまる彼ら、、、。こうした季節になると特に胸が痛みますね。
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100元ですか、すごいですね。
私もこの間、打包をあげたら、むさぶるように食べていて、ちょっとおどろきました。
中国はこの貧富の差をどう対処しようとしてるのか、そもそもそれをしようと思っているのか、どう考えてるのかを知りたいですよね。
いちおう北京市は生活最低保障（だったかな？）という名目で300元/人/月というものがあるようです。でも実際北京市戸籍の人しか無理だろうから、あんまり意味は成さないのかもしれませんね。
政府による対策よりは、欧米のように企業による福祉サービスに期待する方が早いかもしれませんね。そうした企業に税金を優遇するなど、政府主導でそうした措置をとるのが現実的なのかもしれません。
わたしも１分fenたりとも渡したことはありません。。。
モノ乞いに間違えられたことはありますが･･･（それも問題か...）。
それとよく地下鉄とかであるのは、手足を失った人の活動ですね。以前友人と歩いていたときに、かなり強引に募金？を迫られたことがあります。その時は、友人が自分の「義手」を叩いてなんぼのもんじゃ？とお帰り頂いていましたが。（それも少々ブラックかな）
しかし、実は本当はあの人たちの一部はお金持ち、郊外に帰ると「御殿」が建っているんだよ、という都市伝説？の真偽はどうなんだろう・・・？
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