2006年03月29日
●更新滞り中
今週特別忙しくなり、まともにネット見る時間も無く、更新も滞り中、、、と言いつつ、更新しているんだから、今はもう、少しは余裕がでてきたのかな。
先週末ついに自転車購入。北京に来て初めてまともに自転車を購入しました。以前は友人から譲り受けたものと中古のぼろぼろ自転車を乗っていただけ。ここ一年くらいは自転車の無い生活。
自転車があれば、建国門まで10分足らず、長富宮の日本人会図書館に気軽に通えます。図書利用のためだけに日本人会に入会しようかと考えているこのごろ。
最近、外に出るとえらい目線を感じてしまいます。
さすがに東方新天地の中を歩くとまったく視線を感じませんが、昨夜阜成门を歩いたときは、いままでになく強烈な視線をずーっと感じてしまいました。
黒マントに赤い折りたたみ自転車で颯爽と走る姿を見たら、それはTKMです。
2006年03月18日
●中国の建築雑誌。
友人から問い合わせがあったので、、、突然ですが中国の建築雑誌の紹介。
日本での建築雑誌業界って新しい雑誌が入り込む隙間は非常に少ないと思う。でもここ中国では、次から次と雑誌が生まれ消えていく。
頻繁にそれほど購読はしていませんが、気になる雑誌をならべて、それ以外にも見覚えのある雑誌名を挙げておこう。とりあえずメモということで。
日本では一般の大衆雑誌にも建築やデザインがあふれているけれどもここ中国でも頻繁に目にするようになっている。たとえば「视线」は結構いい感じ。少なくともニューリッチ層はデザインに目覚めていると思う。
建築雑誌好きな順ベスト5
1.建筑时报
2.建筑细部
3.城市中国
4.a+u中文版
5.建筑创作
以下はほとんど目を通してないけども存在をしっているもの。
新建筑
建筑师
中外建筑
时代楼盘
ATD
EL建筑素描
建筑技术与设计
城市环境设计
华中建筑
世界建筑
2006年03月16日
●北京→日本一分2.66円の格安電話。SKYPOUT
所用で頻繁に日本側と連絡をとる必要がうまれたため、スカイプで日本の固定電話やケイタイへ電話ができるスカイプアウトを試してみることにした。日々仕事上スカイプを利用していますが、スカイプアウトはこれがはじめて。カードで1500円分のプリペイドを購入し、さっそく試してみました。
中国で徐々にスカイプが使えなくなるとのうわさがネットでちらほら見かけ、場所によってはスカイプが使えない地域があるとのこと。北京でスカイプアウトが可能かどうか未確認のままの購入、非常に不安でしたが、人柱のつもりでチャレンジしてみました。
昨夜8時ごろ(北京→日本固定電話)
相手の声はとてもスムーズでクリア、しかしこちらの声が途切れ途切れらしく、意思疎通はできるものの少々困難。 3:45 10.64円
今日1時ごろ(北京→日本固定電話)
双方ともに非常にクリア。ケイタイで国際電話をかけたときよりもクリアな音声。 6:34 18.62円
おそらくネットの混雑状況にも影響があるかと思われ。こちらの環境は、ADSLではなくて、有线宽带(cable modem)を利用。周囲に多くの人がネットを利用する夕方から夜にかけては少々スピードが若干落ちるため、夜のスカイプアウトに影響が出たのかもしれません。
ちなみに北京→中国ケイタイへもかけられます。1分2.38円(0.17元)!固定電話を使ってないので、今後スカイプでケイタイにも電話しようか。
滞りがちな両親への電話も頻繁にかけるとしようかな。
2006年03月14日
●ヘッドハンティング?取引先会社の社長が突然のりこんできた!!
昨夕、取引先の社長とそのパートナーでもある彼女の二人が、血相を変えてオフィスへ乗り込んできた。
先月半ばに、その取引先会社のそばからここ崇文門へ引っ越してきたわけですが、渋滞時間なのにタクシーに乗ってはるばるやってきたようです。
思えば日曜日に不可解な一本の電話がその社長からかかってきていました。
「最近仕事が少なくなっているようだが、、、崇文門でオフィスを構え直接スタッフを雇うことをうちの社員には言ったのではないか?」等など
で、その前ふりがあり、夕方突然ここ新オフィスにやってきた。
いったい何が?
不穏な雰囲気のまま食事をし、詳しく話を聞くことに。
どうも日曜にその会社で、こちらからの仕事を一番熱心に丁寧にしてくれる優秀な子が突然辞めると言い出し、必死の引き止めにも関わらず、月曜日には出社することなく会社を飛び出したらしい。
正直うちの会社にとってはかなりの痛手。信頼して任せられるその子が突然何の前触れもなく辞めてしまった。。。
で、その社長は、TKMを強く疑っている。
ヘッドハンティングしたのではないかと。
まぁ確かに、のどから手がでるほどほしい人材にその子はこの一年半で成長した。でもさすがにそんなことは堂々とはできません、その会社と取引関係がまだまだ続くこの状態で、、、。
食後オフィスにも案内し、それらしき形跡もないことを確認し、なんとか疑いが晴れたよう。結局、会社を飛び出してしまった原因は、その社長の管理不足にあることが徐々に明るみに、、、。社長の知らないところで、他の社員との不公平を感じさせてしまい、より給料の高い新たな職場を見つけてしまったよう。なぜスタッフたちの仕事の状況を、そばにいるその社長よりもネットを介したTKMの方が詳しいのだろう、、、。
以前からその会社の管理不足を常々感じていましたが、、、こうなる前に、優秀なスタッフを今のうちにすべて引き抜き、自前で業務をこなす道を選べばよかったかと、、、。
・・・こんな大胆な行動が許されるのかどうか。。。
●特別野球ファンではないけれども、非常にガッカリ、、、。
昨日偶然テレビをつけるとやっていたので、ついつい見入ってしまったのですが、、、あの8回のタッチアップシーン。どうみても、日本は一点リードするはずだったのに、、、。
おかげで、一日なんだかムカムカ、、、。
西岡の離塁が早いと、ボールを3塁に回し塁審はセーフの判定。そしてアメリカの監督が抗議し、主審が2塁審判に聞いてすぐに「アウト!」の判定、判定があっさり覆った。
いや~しかし録画を何度も見てもね~、、、あれで塁を離れるのが早いとすれば、どんなタイミングで離れればいいのかわからん。
サヨナラヒットのロドリゲスは、「監督がこの日の最優秀選手」と答えていたという、、、。一流の野球選手としてのプライドってないのだろうか、、、。
まぁ負けは負け、どのようなゲームでもアウェーってそんなもの。誤審はともかく、野球の先輩としてのアメリカで、その後の選手たちの態度やロドリゲスの発言にガッカリです。
と、同じくWBCネタ
<現場から>李晋暎の好捕に日本観衆が起立拍手…これが韓国なら?
次の打席は日本打者の中でも最も当たっている2番・西岡。 西岡は奉重根の2球目を流し打ち、ライナー性の打球は右翼線に沿って伸びていった。 走者一掃の長打性の打球だった。 ボールに向かって全力疾走していた右翼手・李晋暎(イ・ジンヨン、SK)は右手を伸ばしながらジャンプ、めったに見られないほどのダイビングキャッチだった。韓国選手からは安堵のため息と同時に歓声が上がり、日本のベンチからはチャンスを惜しむ表情が見られた。 この時、驚くような場面が演出された。 5万5000人余の日本の観客が一斉に立ち上がって拍手を送ったのだ。 この打球を逃していれば5-0となり、日本の勝利がほぼ確定していた場面で、しかも韓国選手の「素晴らしいプレー」に対して、日本の観客は拍手を惜しまなかった。
仮にこれが韓国で、逆の状況が演出されていればどうなっていただろうか。 果たして韓国の観客も日本選手のファインプレーに起立拍手を送ることができただろうか。 80年の歴史を誇る日本プロ野球からわれわれが見習うべきことは技術だけでなく、こうした成熟した観戦態度だ。
日韓ワールドカップを思い出すと、まだまだ時間がかかりそう、、、。
ちなみに中国はそこまで成熟するのにどのくらいの時間がかかるのだろうか。
愛国心は大切なのだろうけど、そのための弊害がこういうところに出てくるのでは?
2006年03月11日
●ノボテル新橋ホテルにて、、、言葉が理解できないだろうからって気をつけましょう。
昨夜、食事後徒歩10分にある新橋ホテルを散策。以前一度だけ宿泊したときの記憶が蘇る。当時、それほど高級ホテルとは思っていなかったのですが、一応、北京では指折りの高級ホテルのよう。
今後、人を招いたりした際にどのようなレストランが近所にあるのか下調べ。カフェのブッフェはまぁまぁ普通の感じ、BARは人も少なく二人や三人で静かに語り合うときにはちょうどいいかもしれない。この付近唯一の日本料理屋は、定食がやや高いけれども、100元ちょっとと150元ちょっとの食べ放題は、一度試してみようと思う。
ロビー奥のSHOPを覗く。一人の欧米人が店員たちと英語で会話を楽しんでいる。店員たちもいい英会話の練習相手なのだろう。一人の店員が話し掛けてきた。
店員A「おみやげですか?(日本語)」
一瞬、驚いてしまった、、、。店員が日本語を話せることではなくて、日本人に見られたことに驚いた。確かに、日本人が多いホテルだしな、、、。
店員たち、二人のお客さんが中国語を理解できないものと思っているのか、大きな声で勝手なことを話している。
店員B「この人カナダ人らしんだけど、英語うまいね」
店員C「何言っているの、カナダは英語だよ。それにしても背が高いよな・・・」
店員B「あの日本人(TKMのこと)、肌がきれいだよね。」
・・・思わず噴出してしまった、、、。
それを見た店員Aが慌てて駆け寄り、、、。
日本語で一生懸命話し掛けてきた。
店員A「中国語できるの?どこの大学?・・・・・」
なんて、いろいろ話し掛けてくる。肌がきれいだとか学生に見られたりとか、、、なんだか変な気分。向こうでは店員BとCが恥ずかしさからうつむいて声が一気に小さくなった。。。
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おそらく同じようなことをTKMもしているのではないかと。
日本語が理解できないだろうからって、聞かれて恥ずかしい話を人前でしないようにしなければ、、、今回は違いますが悪口なんて最悪ですね、、、どこで日本語理解できる人がいるかわかりません。
ホテルを出て隣にある、パン屋。今日一番の発見。
うまいっす。今後頻繁に買いにこよう。
2006年03月10日
●家電量販店で洗濯機買ってみた。でもなんだか違うぞ?
新しく引っ越してきたこの部屋には洗濯機がありません。そのため、先週洗濯機を買うことをようやく決意。近くの大中電器と国美電器をハシゴして、安めのドラム形洗濯機を物色(ドラム式って使ったことが無いので、まったくの興味本位、予備知識もまったく無し)。大型家電の新品を北京で買うのは初めて、これら家電量販店で店員と会話をしたのも初めてでした。
量販店では、各メーカーごとにブース分けされ、メーカー内での機能と価格の序列が明確に把握でき、各ブースごとにそのメーカー担当の店員が一生懸命機能や優れた点を説明し、できるだけ高性能で価格の高いものを勧めてくれます。家電量販店といっても、各店舗にスペースを間貸しをするそのあたりの市場やデパートと同じような感じです。しかし、同じフロアに主要なメーカの現行機種をほぼすべて集めたこうした陳列方法は価格を比較するのに便利に感じました。。。
しかし、店員たちは自分のメーカーのことしか知りません。他のメーカーのある型番と何が違ってどちらがいいのか、それを知りたくても彼らは知らないよう、、、。自分で双方の型番の機能を比較してどちらが価格性能比が高いのかを調べなくてはなりません。日本の量販店では、売れ筋の商品だけを陳列し、店員がメーカー間をまたいでそれら商品を把握し、同じ機能と性能ならば高い方を勧めたりはしないような気がします。客はそれほど商品知識を持ち合わせなくても、すぐに適当な商品にたどりつくような気がします。
中国ではつねに自分で調べ、自分の手で確認し、自分で他と比べて商品を見つけなければならないようですね。また、先に決めなければならないのはどのメーカーにするか。メーカーを決めてその中でどれを選ぶかのようです。
それにしても、こうした北京の量販店のメリットがイマイチ理解ができません。これだったら、量販店でなくとも同じような気がします。まぁ購入と同時にプレゼントがあったり会員になるように勧められたり、いろいろありましたが、、、。
結局今回の購入はSUMSUNGのドラム型洗濯機、1780元(約26700円)。
ひとつのメーカーの性能と価格が一覧できる陳列スタイルと、メーカー間をまたいだ商品知識を持つ優秀な店員の先により良い客に対するサービスがあるような気がします。
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余談 購入の際の一コマ
店員 「いくらぐらいの考えているの?自分用なのかそれとも他の人が使うのか?」
TKM 「自分用だけど、、、」
店員 「それならいいものを買いなさい。あれなんかどうかな、、、」
TKM 「・・・・・・」
なんだか感覚が違う気がしました。
人に使ってもらうものだから、少しでもいいものを買いたいと思う感覚。。。ここ中国ではそうした感覚のTKMはちょっとずれていることに気がつきました。まぁでもプレゼントとかではなくて、人に貸す部屋に設置するための客がきっと多いからそうなるのは致し方ありません。
余談 ドラム型洗濯機って
1.ドラム型洗濯機ってすべてに乾燥機ついているわけではないのね、てっきりあの90度80度って乾燥温度かと、、、(←バカ丸出し)
2.なんで洗濯時間に二時間もかかるんだ!ランニングコストは普通の洗濯機よりかかりそう
3.でもさすが叩き洗いだけあってえらい綺麗になる
4.けっこう満足、、、
2006年03月07日
●「生かさなぬように、殺さぬように」頑張れ中国人スタッフ
昨日、中国人スタッフ二人と仕事初め。今後あと二人ぐらい増やす予定。一日中、いやこれから毎日彼らと一緒に仕事をすることになるんだな、、、。
よくもまぁ真面目に無理な要求に答えてくれるよ。いくら報酬のためとは言え、素朴な彼らはすごいと思う。これからも頑張って欲しい。
でも、、、
昨夜、日本側と彼らの今後の扱いや待遇などについて、、、というか、社長の厳しい経営ノウハウを中間管理同士で確認しあいつつ、、、なかなかどうかと思いますけどね、、、。簡単に言うと、「生かさぬように殺さぬように」と言ったところ。
会社の利益を最大限に追求し中国人スタッフの所得レベルを一定レベルを越えないように調整していくのか、日本側の利益に応じて中国スタッフに利益を還元し、給料を青天井のようにしていくのか、、、
経営理念の違いかと思うけれども、中国でうまくやっていくには、後者のような気が、、、。けっして中国だけではなくどこでも同じことではないだろうか。経営のイロハも知らないのでなんですけど、、、まぁ単純にスタッフに情がうつってしまっているのかも。
もっと経営の勉強をしていきたいと思うこのごろ。