beijing architecture

●南锣鼓巷胡同＆杏仁豆腐

今日、二环内に遊びに行ったついでに、南锣鼓巷胡同へ行ってきました。第一の目的は四合院を改造した「过客」というレストラン。ここ1，2年で、二环内（旧城内）の胡同が大きく変化しつつあります。おしゃれなショップやレストラン、BARなどが胡同の空間そのままに次々に生まれており、この南锣鼓巷胡同もそのひとつです。食事をして、軽くほろ酔い気分のまま、この胡同の散策を始めました。
新しい店が20m毎にはあったでしょうか。BARやレストラン、カフェ、ショップなど。そしてさらに施工中のお店もいくつもありました。
こうしたお店は、一昔前までは、二人で150元くらいは普通にかかり、周囲に住む中国人が行くようなお店ではありませんでした。しかし、このあたりは競争が激しいようで、一人30元ほどでもご飯が食べれそうな価格帯になっています。
しかし、間違ってるかなという店もいくつかありました。一見おしゃれで居心地のよさそうなカフェですが、ずいぶん乱雑であったり、、、その辺の服装市場で数十元で買えそうな陳腐なものセレクトされた店であったり。
ある店が商売に成功したとみるや、似たような店が一気に増える、、、。しかし、なぜその商売が成功しているのか、分析せずに営業開始。そのスピードはすばらしいですが、投資の仕方が間違っている・・・。

などと考えながら、胡同で見つけた奶酪店。

なんとなく立ち寄って、デザートとして４元の奶酪を食べていました。う～んなかなかいいですね。ふとメニューを見ていると「杏仁豆腐３元」という文字を発見！！
杏仁豆腐、、、てっきり中国では普通のデザートして食べられていると思っていたけれども、その姿を今まで北京生活で一度も見たことがありませんでした。ついに発見し、小躍りしながら、さっそく味見。
う～ん、、、日本のコンビニのあの滑らかな舌触りには明らかに劣りますが、まぁまぁのお味。


ちょっと味薄い？まぁ悪くはないかなという程度。
奶酪と一緒に食べたからか、味が薄く感じてしまったと思います。素朴な杏仁豆腐ということで、許せるかなと思います。先に杏仁豆腐を食べてから奶酪を食べるべきですね。
また食べに行きたいです。
　　文宇奶酪店
　　南锣鼓巷49号
　　tel:64057621

胡同は、昔ながらの空間や建物をそのままに、今までは外国人相手、そして現在は徐々にちょっとセレブな中国人を対象とした、おしゃれな空間に生まれ変わりつつあります。
そうした新しい空間のそばに住む、取り残された一般庶民はいったいどのようにこれらの空間を見ているのでしょうか・・・。