2005年01月29日

●悪しき習慣の「没办法!」の口癖

中国に来て気をつけていることがいろいろありますが、今日ちょっと心に残ったので、ひとつ紹介します。
それは「没办法!(しかたがないよ~(直訳:方法がない))」を口癖にしないことです。
中国人はとにかく没办法をよく口にします。
先日、協力会社の人と仕事の打ち合わせをしていても、別の人に仕事をさせていて、その人がうまくやっていないことに対し、いろいろ理由をならべ簡単に「没办法!」と言ってしまいます。

この一年半、ずーっと聞き続けていると、どうも彼らは、様々な状況でいろんな困難や納得のいかないこと、不満に思ったときなどに用いているようです。
今日、友人(日本人)と話していて、それは思考停止していることで悪しき習慣であるという意見の一致をみました。(やっぱり同じ日本人から見て思うことは一緒なんですね)
思考停止することで、向上心が無くなりトラブルに対して改善がみられない状況になると思います。社会のシステムや仕事のシステム、その他もろもろの問題点に関して、発展的に創造的に考えることをせず思考停止になるわけです。


しかし、、、
もともと、中国老百姓(一般人)たちは、トップにたつ権力者に翻弄され苦痛を受け続けた歴史があまりにも長く、そして現在も共産党をリーダーとする社会主義体制で、他の民主国家と比べて老百姓は権力者に翻弄されています。そして社会の様々なシステムや社会資本などすべてトップダウンで上から降りてくるもので、老百姓がどうにかできるものとは考えないようなのです(もちろん徐々に変わってきますけど)。
そうしたなかで、困難や不満などに対して立ち向かうことを追求していけば、権力者に立ち向かうことになり、粛清の対象になってしまいます。
したがって、没办法!と言って思考停止に陥ることで世の中うまく渡ってきた、、、というかそうしないと生きていけなかった、、、。
そんな悲しい民族であったということです。(こういうところでも日本人に生まれて良かったと思います)

しかし、そうした歴史的社会的背景を理解したとしても、やはり、没办法は悪しき習慣です。
別に権力者(中国共産党)に立ち向かうことにもならない、些細なトラブルや困難でもすぐに没办法!と言い、思考停止に陥っています。それでは成長が見込めないと考えます。どう問題が起きないように改善すればいいのか?どう快適に社会生活が送れるようになるのか?もっともっと考えるべきです。

思考停止せずに常に発展的に創造的に社会と向き合っていきたいと常々思い没办法!が口癖にならないように、そうした思考方法にならないよう気をつけています。

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2005年01月28日

●訃報:フィリップ・ジョンソン

訃報:フィリップ・ジョンソンさん98歳=米建築家  フィリップ・ジョンソンさん98歳(米建築家)AP通信によると25日、米コネティカット州ニューカナーンの自宅で死去。死因は明らかにされていない。  84年建設のAT&Tビル(ニューヨーク、現在ソニーが所有)は、ポストモダニズムの代表的建築として評価された。改築前のニューヨーク近代美術館(MoMA)や、ニューヨーク州立劇場なども手掛けた。78年に米国建築家協会(AIA)金メダルを受賞し、79年には建築のノーベル賞として知られるプリツカー賞の初代受賞者となった。(共同)

昨年10月に現役を引退したというニュースをみました・・・。
そのとき、申し訳ありませんがすでに過去の人だと思っていましたが、本当に過去の人になってしまいました。。。

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●ついに北京でもリニア

北京、市街地・空港結ぶ鉄道にリニア方式採用へ 鉄道整備などを手がける中鉄電気化局集団有限公司の劉志遠総経理(社長)は25日、北京の市街地と郊外の首都国際空港を結ぶ鉄道の整備計画について、リニア方式の採用が決まったことを明らかにした。5社による共同出資で、年内にも着工する予定。工期は3年、投資総額は約50億元になる見通し。 同路線は全長27キロ、最高スピードは時速100キロになる計画。北京市中心部北東の東直門と首都国際航空を15~17分で結ぶ。軌道や車体の発注先はほぼ決定している。(編集YH) 「人民網日本語版」2005年1月26日
道端で売られている現在の北京地図には、将来の地下鉄などの計画が示されています。 そこでは、13号線から支線をつなげて、空港へ向かうことになっていました。それが、このニュースによると、東直門から直接リニアで空港へ乗り入れることに、、、。 地図に示される将来の地下鉄計画は信用できないようですね。 いやでもこのニュースが信用できないのかもしれません。 将来の地下鉄計画は住宅購入の際の重要な要素になると思います。しかし、こうも簡単に変更されると・・・まぁでも中国人は没办法!!で終わってしまうからいいのかもしれません。。。

それにしても、せっかくリニアをつくっても時速100kmしか出ないなんて残念です。


東部丘陵線のページ
ちなみにこちら、日本で二番目のの商業路線。
インパクトが薄いですよね。
ちなみに一番目の営業路線は、なんと地下鉄大江戸線。
リニア地下鉄(東京都大江戸線)
まぁ浮上式ではないらしいですけど、、、。

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2005年01月27日

●新サイト

Beijing Architectureの新サイトをオープンしました。
ブックマークの変更をお願いします。

Beijing Architecture

メインコンテンツはやはり北京建築マップ。
だけど、まだ二つほどしかレポートがありません。候補の建築は73個リストしてあります。今後どんどんレポートしていきますのでよろしくお願いします。

早々にこのBLOGもDiaryへ引っ越し、サイトを閉鎖します。
まだBLOGの引越しの仕方がよくわからないので、、、。わかりしだい、引越しします。

Posted by tkm at 08:43 | Comments [0] | Trackbacks [0]

2005年01月24日

●平頂山事件?

旧日本軍「平頂山事件」生存者の李佩珍さんが死去
今まで、日中の戦中戦後史によく注意をはらって見てきましたが、平頂山事件というのは初めて聞きました。
このニュース内では、

1932年9月16日、遼寧省撫順市平頂山村は旧日本軍に突然包囲された。旧日本軍は高齢者や女性、子供を含む罪のない住民3千人以上を平頂山のふもとに追い詰め、凄惨な大虐殺を行った後、証拠隠滅のため、焼却した遺体を山を崩して埋めた。さらに、火を放って村の家屋800棟以上を焼き払った。これが国内外を震撼させた「平頂山事件」だ。

となっています。
旧日本軍の罪行をまたひとつ知りました。
で、早速Googleで検索してみました。南京とかに比べればはるかに少ないヒット数のようです。
その中の多くは3000人以上という数値を紹介し、日本軍の罪行を紹介しています。
その中で3000人という数字に批判的なサイトもいくつか見ましたので紹介しておきます。
参考:平頂山事件
1932年9月15日深夜、満鉄経営の撫順炭坑をゲリラ部隊に急襲され、炭坑は紅蓮の炎につつまれ、逃げ惑う日本人で大混乱になった。炭坑職員5人が犠牲となる。
翌日昼頃炭坑の守備に責任を負う撫順守備隊が平頂山の住人の一部を一ヶ所に集め機関銃などで殺害。当時の色々な資料から人口約1400人、犠牲者数600人前後と分かっているし、ジュネーブでの国際連盟理事会に公表した中国側の被害者は死者700、重傷6~70、軽傷者約130名となっている。
にもかかわらず、本多勝一の記述はその後の中国の誇大言い分を鵜呑みにし、全村民3000人を殺害となっている。

ここでもまた本多勝一さんの責任が大きいようですね。
日中戦争の問題点を検証する
 ↑とても納得できます。。。
本当の事実を知りたい・・・、切に願います。

Posted by tkm at 22:08 | Comments [4] | Trackbacks [50]

●初めて見た!労働者のストライキ?

家の前の歩道橋の北側は新しいビルの建設工事をしているのですが、、、昼に食事を終えて帰ってくるときに、その工事現場の入り口が何やら騒々しい、、、
おおきな発砲スチロールの板に、
「○×建築会社私たち民工を返せ!!×○汗金」
と書かれ、二十数人の労働者たちが座り込みをしていました。そして警察の車も近くにとまり、何やらやりあっています。

たぶん、春節を前に、建設会社が地元へ帰らせてくれないことへの反抗なのでは?もしくは、地元までの交通費を請求しようとしているのでは?具体的には定かではありませんが、労働者達の反抗であることは確かなようです。
まだ春節期間ではないので、まだ仕事が休みではないはずなのですが、その工事現場はまったく動いていませんでした。。。

2時間後、再び現場を通りかかったときは、すでに発泡スチロールの板は粉々に、そしてスーツを着た人(おそらく建設会社の人)と5人くらいの労働者が話し合いをしているようでした。その他労働者も地べたに力なく座り込み道行く人たちを眺めていました。


今の北京はこうした出稼ぎ労働者の安い労働力によって経済が回っています。
昨日、テレビでカナダのソフトウェア会社が、中国の会社に一人月数千元で働かせて開発したソフトウェアを世界で数百ドルで販売している!!という話をしていました。まぁ気持ちはわかりますが、同じ中国国内でも状況は変わらないわけです。

過去、帝国主義の時代には、各国が植民地を持ち収奪と押し売りによって経済が潤っていましたが、今の中国も国内に植民地を持っているようなもので、安い労働力と幅広い購買市場があるわけで、その構造は変わってないのではないです。

彼ら出稼ぎ労働者の労働環境が改善され、人間らしい給与体系や生活環境を保障しはじめると、この経済はストップしてしまいます。
貧しいままの人は貧しいままで存在し続けなければならない、今の中国の景気は続きません。

難しい舵取りを中国政府はやっています。

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2005年01月22日

●外資系企業高級管理

週末画報という高級情報誌に中国の金持ちの資産についての記事がありました。

夫婦とも36歳で外資系企業の高級管理。
子供一人で4歳。

○収入
夫妻毎月 47000元(約60万円)
年一回ボーナス 80000元(約10万円)
○支出
ローン返済 11635元(約15万円)
日常支出毎月 7500元(約10万円)
教育費年間 28000元(約36万円)

≪家庭資産負債表≫
○資産
現金 1万
人民元定期預金 70万
海外定期預金 15万
債権基金 10万
株式投資 6万
自動車家電 15万
住宅 90万
債権 20万
-----------------------
   総計 227万元(約2900万円)
○負債
住宅ローン 39万

具体的にこうした数字を見るのは初めてです。
日本円で考えたらとても金持ちであるというわけではないですが、物価水準を考えるとものすごい金持ちです。
物価を5~6倍としても、単純計算で月収300万円、資産は1億5千万円というところでしょうか。

現在の中国にはこうした人が数千万人はいると思います。
いくら少数の富族層と大多数の貧困層とはいえ、少数といっても日本で考えればかなりの人数です。
わずかここ2、3年でこうした人が増えたと思われます。

やっぱりこういう人たちを相手にビジネスができたらおもしろそうですね。

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2005年01月21日

●社会悪に立ち向かう朝日と報道被害

今日の毎日新聞と産経新聞の社説を見るとなんとなくその主義心情の違いが見え隠れしてくるように思います。

毎日新聞によれば、

問題の第一は、NHKに対し安倍氏らの政治圧力、介入が本当にあったのかどうか。第二は、番組の内容そのものに問題はなかったのか。
見失ってならないのは番組がどうして変更されたのか、そこに「NHKと政治」という構造的な問題が潜んでいないか、というのが原点だということだ。
となっています。
産経新聞によれば、
同紙の取材を受けたNHKの元放送総局長が「発言をねじまげられた」と記者会見で朝日を批判した。これに朝日が再反論し、メディア同士の論争になっているが、立証責任は最初にこの問題を報じた朝日新聞にあるといえる。
朝日は十八日付朝刊の取材経過を含めた検証記事で、取材相手のNHK幹部の実名を伏せ、「この幹部は一貫して『自民党に呼ばれた』との認識を示し、これを『圧力と感じた』と証言した」と書いた。しかし、これだけの材料では、安倍氏らがNHK幹部を呼んで圧力をかけたとする証明にはなっていない。
 しかも、NHK元総局長は朝日のいう幹部は自分だとし、「『圧力を感じた』とは言っていない」と朝日の検証記事も否定した。朝日は記事の信憑(しんぴょう)性を裏付けるためのもっと説得力のある材料を示す必要があろう。

となっています。

両者の問題の視点が異なっているようですね。
毎日の指摘する虚偽報道があったかどうか、嘘ついているのはNHKか朝日かは、取材時のテープを公開すればいいだけのことなんですが、朝日はそれをしそうにありませんね。それだけで嘘をついているのは朝日の方だと思ってしまいます。

朝日や毎日にしてみれば、社会悪に立ち向かうメディアとして、虚偽報道をしてでもいいから、世の中を良くするため悪を正そうとしているのでしょう。
しかし産経にしてみれば、虚偽報道を行う朝日の報道姿勢に疑問を感じているということでしょうか?

私自身は、報道の本質は事実を正確に伝えることだと思っているので、朝日のような虚偽報道をしてまでも社会悪に立ち向かう姿勢は納得いきません。

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2005年01月20日

●よく眠れた

3日前、仕事が終わらず朝4時半にやっと眠れ、翌朝8時から会社と打ち合わせ。
昼寝をしたが、明るい時間はまったく眠れないことを思い出し、寝るのを諦めた。
夕飯に友達と一緒に食べる約束をしていたので、客家料理に舌鼓。
10時半くらいに帰ってきて、しばらく同棲生活している大学の後輩と夜の2時まで白酒を呑み空けた。
昨日起きたのが、7時。昨夜の酒の残りが目覚めを早めた。またまた昼寝できず、、、
夕飯に後輩と、五道口に新しくできたラーメン屋「貴花田」へ、、、まずくて食えずに、羊串の店へ移動

夜10時半に就寝。今朝8時起床。
・・・・・・やっと思いっきり眠ることができた。
頭がすっきり。

今日も一日頑張ろう。

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2005年01月19日

●会社にとって必要な人間

一つ前のエントリーに続いて、よく見るサイト、、、

日本からの駐在者と現地採用との間に横たわる待遇格差。
中国の日系企業に現地採用で職を求める若い日本人が増えています。中国で留学し、語学もこの国の事情も"腰掛け"駐在者と比べると、たいへん勝っていて、能力も高い人材も多いです。そのいっぽう、何らかの"事情"で中国に居ついてしまい、仕事が必要となり、日系企業だと良い待遇で雇ってくれるだろう、と思っている若者が多いのも事実です。
前者のような人材は、中国の日系企業にとっても非常に貴重と言えるでしょう。日本の本社からの駐在者にも、中国人スタッフにも、できないような役割を果たしてもらえる可能性が高いからです。ウチの現地法人の場合、実績があがれば国籍や年齢に関係無く待遇が向上しますから、日本の本社で待遇が固まっている駐在者より高い給料を得られる機会もあります。現に、現地法人の責任者である私より、ずっと高い給料を得ているスタッフが何人もいますから、日本にいるよりチャンスは大きいと思います。

うん、きっと自分は前者であるはずだと思います。
今の仕事は、日本語が流暢な中国人スタッフにはできるかもしれない(もし自分が社長だったら、将来的にそう考えます)。
しかし、もし突然仕事を放棄し逃げ出したりするようなことがあれば、誰も代われる人材がいない状況で会社に対して大きな痛手になることは確実。
腰掛け駐在員とは違う働きができる自信はあります。そして新たな業務展開を作り出す自信もあります。
・・・うん、絶対前者であるはずだ!

しかし、まだまだ大きな利益を生み出せていない会社にとって赤字人間だと自覚しています。
もっともっと頭を働かせなければ!!!

日記なんて書いてないで、頭使ってがんばろう。

Posted by tkm at 08:49 | Comments [0] | Trackbacks [0]

●非礼な国・・・か・・・

いつも見ているサイトで、こんな記事。

中国って礼のない国ですね。
まぁ中国側の言い分は、靖国問題が「非礼きまわりない中国に対して最低の仕打ち」なんでしょうけど・・・
それでも限度というものがある気がします。

ここ中国では、モノを売る側か、モノを買う側かで、扱われ方がずいぶん違う気がします。
日本では例えモノを売る側にいても、客に対して最低限の礼を尽くしたり、相手をたてたりすると思いますが、中国ではそんなことありません。
今の仕事のようにずーっとモノを買う側でいたいなと思いますが、会社の方針としてはそうもいかなさそうです・・・。

北側国土交通相と阿南大使ののメンツが潰された『日中観光の夜』 北側国土交通大臣が、"日本への観光誘致のため(!?)"中国を訪れています。北京、上海、広州を回って、中国政府の観光局にあたる"旅游局"や有力な旅行会社などに観光日本の売込みをするわけです。そのスケジュールには、北側"大臣主催"の『日中観光の夜』と銘打った晩餐会が含まれています。北京では今夜市内のホテルで開催されました。 北側さんや日本から同行してきた旅行関係の民間企業の"お偉方"と、中国の政府、旅行関係者との交流会で、"観光日本"を売り込むためのメイン・イベントです。そもそも相手国の中国で、日本の大臣が相手国をもてなすわけですから、外交慣習上ヘンと言えばヘンな感じがします。でも、日本を"売り込み"に来たわけですから、それもいいでしょう。

中国側の主賓としては、中国国家旅游局の局長が招かれていました。国家旅游局は日本で言うと「省」よりやや格下の「庁」みたいなものでしょうか。それでもここのトップは「大臣」級と言えるでしょう。日本の大臣が中国の大臣をもてなすと言うわけです。
ところが、直前になって国家旅游局局長はドタキャンしてしまって、晩餐会に姿を現しません。日本の大臣のカウンターパートナーとして、中国を代表して挨拶に立ったのは、副局長よりなお格下の「司長」さんでした。「司長」は日本の中央官庁で言うと「局長級」と言う感じでしょうか。さらに、出席予定の準主賓である北京市旅游局局長も姿を現さず、副局長が代理で参加していました。
日本のほうから"売り込み"に来たわけですから百歩譲ったとしても、"正式な"外交現場であれば"非礼"を通り越して"国辱"とも言える中国側の対応と言えるでしょう。日本側は阿南大使も出席したわけですから、中国側の対応は"意図的"としか言いようがありません。さらに、日本政府挙げての"売り込み"を中国人民に伝えてもらうと期待して招待していた中国の主要マスメディアもほとんど取材に来ていませんでした。これでは北側さんと阿南さんとメンツは丸潰れです。

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●ますます中国の言う右傾化へ

朝日のNHK問題記事。
昨日やっと朝日新聞が追加の記事をだしましたが、、、

大丈夫でしょうか?

インターネットの普及によってただでさえ朝日新聞の報道姿勢に抱く人が増え、徐々に発行部数が減ってきているのに、こうした大きな問題を朝日新聞自ら起こし墓穴を掘って、朝日の異様さが、インターネットを使わない一般大衆に広く知れ渡る結果となってしまったのではないでしょうか。
最初の記事と昨日の記事とを比べると、あきらかに事実誤認があるのに、まったく訂正謝罪の姿勢が見られないメディアは本当に不信感を感じます。昨今、朝日新聞を庇うメディアの勢力も徐々に力をうしないつつあるようで、この事実誤認や訂正謝罪の姿勢がないことも、テレビを通じて一般大衆に知れ渡ることになるのではないでしょうか。

こうした自ら問題を起こし墓穴を掘るのは、昨年、一昨年の中国人の反日行動も同じですね。
朝日も中国も自ら墓穴を掘って、日本のサヨク側の勢力が衰えていき、ますます中国の言う右傾化が進行していると思います。(中国政府はわざと日本との対立を煽っているようにしか思えませんが)
個人的には日本が普通の国になる転換期として評価したいと思いますが、価値観の違う中国からの情報を得、日本では報道されないアメリカの姿勢や北朝鮮の現状を知るにいたり、その先行きに不安を覚えずにいられません。

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2005年01月18日

●すごいなぁ

NHKの趙氏死去報道中断・中国の衛星通じた国際放送  【上海17日共同】中国の衛星を通じて放送されている国際放送NHKワールド・プレミアムが17日午前11時20分(日本時間同日午後零時20分)ごろ、趙紫陽元中国共産党総書記死去のニュースを伝えたところ、放送が中断された。  中国国内では国営通信、新華社が死去を伝えたが、ラジオ、テレビでの報道を規制。一般市民に直ちに趙氏死去のニュースが伝わらない対応を取っている。  インターネット上ではニュースサイトで報じられているが、大手サイト「新浪網」では、意見を書き込む機能が規制されている。  主要サイトでは、人民日報(電子版)のネット論壇「強国論壇」だけが、書き込みを許しているが「趙紫陽同志を哀悼する。彼は良い総書記だった」といった意見のほか、ほかのサイトで書き込みが規制されていることへの不満の声もあった。 (14:02)

ネットの規制や中国国内のメディア規制ならわかりますが、、、
日本のNHKテレビも放送途中に中断されるなんて、、、。
たいへんですね、共産党当局も。

しかし、歴史として評価してもいいのではないかと思います。
あの天安門ころから比べて、かなり豊になって、そして豊な将来を国が人民に提示しているんだから、趙紫陽さんを評価しても、いまさら民主化運動に火がついたりしないと思うのですが。
人民の不満はもっぱら汚職まみれの地方政府に向けられているわけですからね。

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2005年01月17日

●中国人の舌打ち

中国人は舌打ちが多いことは有名な話だと思います。
北京で生活してて、確かに頻繁に舌打ちを聞きます。

ひとつ下のエントリーともからみますが、協力会社に仕事をさせ、今日一日修正の指示をたくさん出していました。
制作している彼女は、ものすごく舌打ちが多いのです。
「チェッ!チェッ!」と、、、。
修正を指示して舌打ちされると、とっても嫌な気分になります。


しかし、中国の舌打ちと日本の舌打ちが違うことに気がつきました。

日本の舌打ちは通常、人に対してすることが多いように思います。
「チェッ!なんだよ、あいつは~!!」
というように。
しかし中国人の舌打ちはもう少し幅が広いのです。
もちろん日本と同じように、人に対しても使いますが、中国では自分に対しても使います。
「チェッ、しまった、、、また間違えた」
というように。

そのため、今日一日だけで、数十回どころか、百数十回舌打ちを聞いたような気がします。
しかし以上のようなことに気がつけば、ずいぶん気が楽になりました。


中国では舌打ちを聞いても、適当に聞き流しておいた方がいいように思います。

Posted by tkm at 21:33 | Comments [0] | Trackbacks [1]

●やっぱり自分は日本人(?)だと思う瞬間。

協力会社のある中国人に仕事をさせてその彼女が大きな間違いを犯し、締め切りをオーバーしながら一生懸命時間をかけて修正しています。
その傍らに、こちらからの仕事を完璧にこなすまで習得した別の中国人が一日中その子を一生懸命指導しています。

本来なら、客の立場なので不満足の顔をしてプレッシャーをかければいいのかもしれませんし、その会社の社長に報告し問題を大きく表面化させればいいのかもしれません。
しかし・・・そんな風にできません。
そばについて、応援してあげてしまいます。
一度家に帰って好きなことして、修正後連絡をもらい、チェックしにいけばいいのかもしれません。
しかし・・・そんな風にもできません。
一日中その子を指導しているかたわらの中国人に申し訳ないと思ってしまいます。


こうなんでしょう、自己中心的になれないのでしょうか。それとも、ひとつの目標に向かって頑張っている仲間と思い、彼女のミスは自分のミスだと思って見てしまうのでしょうか。

結局、今、社長の勧めで、一度帰ってきました。会社を後にするときのその彼女の泣きそうな目が可哀想に思ってしまいました。。。


・・・ビジネスとして甘いのかもしれませんね。

中国人には厳しく怒り、ミスを表面化させ、強く反省させることをしなければ、成長しないと言われたこともあります。
しかし、そういう風にできない自分は中国で人に指示を出していく立場にはなれないかもしれません。
しかし、厳しく躾けるのは客の役目ではなくその社長の役目でしょう。ここは一歩引いて、ぎりぎりまで優しく見守って彼女の成長を見届け、完璧に仕事をこなしてくれることを期待しています。

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●絶対に満足する宮廷料理

昨夜、もうすぐ日本へ完全帰国する友人たちと宮廷料理を食べに行ってきました。
昨年6月に一度食べに行った、「羊房胡同、li家菜」。
これは六本木ヒルズにもある有名な店。
しかし、北京本店はとても普通の胡同の中。看板すら無く、知る人ぞ知るお店です。
完全予約制のため一週間ほど前に予約。価格は200元から2000元までのコース料理。
前回も200元でしたが、今回もみんなのお財布もあり200元で我慢。
しかし、この200元コースで十分満足します。
日本のガイドマップとかに掲載されている北海公園の宮廷料理なんて本当に目じゃない。


・・・でも、、、さすがに二回目となると、飽きる料理がいくつかありました。
次はグレードをあげて400元くらいのを食べたいなと・・・
、、、まずは立派に稼ぐようになってからですね。

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2005年01月15日

●磯崎さんの姿勢

en-taXiという雑誌で磯崎さんが中国に関して書いている記事「龍・蛇・蝦・蟹・蝦蛄」を見ました。
ちなみにこれは、「りゅう、へび、えび、かに、しゃこ」と読みます。最後のしゃこだけ読めなかった・・・。さそりかなと想像したのですが、さそりは蠍です。

さて、
・・・こうなんでしょう、前からたまに思うのですが、磯崎さんって日本人というよりもアジア人という感じがします。今、10+1別冊の「漢字と建築」が手元にあり、久しぶりに読み返してみましたが、その言説から察するに、日本人としてどう世界で活躍しようと考えているのではなくて、アジア人として世界と対峙しているかのように感じます。テーマがテーマだけにそういう風に捉えてしまったのかもしれませんが。
言説の中で、日本の状況を毛嫌い(?)し、アジアのというかとりわけ中国の状況を絶賛しているように感じるのです。(まぁ中国で仕事を得るにあたってある意味賢いやり方であるとは思いますが、、、。)

ここでひとつ思うのは、中国で日本人の仕事をする姿勢がそれぞれずいぶん違うのではないかと思います。
日本のこころや精神を忘れずに、アイデンティティをしっかりと持って、この巨大な中国と対峙しながら戦っていくのがいいのか、郷に入れば郷に従えで、中国式(アジア式?)の考え方で思考して、中国式(アジア式?)のやり方でうまく治まっていくほうがいいのか?
磯崎さんは、その言説を見る限り、後者のような気がしてなりません。別にそれが悪いとは思いませんが、自分は前者の方だと自覚しています。きっと理顕さんも建外SOHOでの戦いぶりをみていれば、比較的前者ではないかと思います。

中国が今後よりよく発展していくには、郷に入って郷に従えではなくて、衝突を覚悟して戦っていく姿勢が重要に思うのです。そうすることで、今までの先進国の発展過程に犯してきた多くの過ちを繰り返すことなく、安定的に発展できると思うのです。


あまり二元論の世界に陥りたくはないと常々考えていますが、そんなことを感じてしまいました。

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2005年01月14日

●簡単に信用できないたいへんな社会

昨年11月に購入したHPプリンタの黒インクが少なくなったようなので、中関村へインクを買いに行ってきました。
プリンタを購入した際、そのお兄さんが「インクは偽者いっぱいだから気をつけてね。」というのが記憶に残っていました。なんだか不安なため、プリンタを購入したお店で買おうと決めていました。
中関村について、あちこちHPのインクが売られています。一応、価格帯を知っておこうと適当に4箇所の店で値段を聞いてみました。すると、105元、120元、170元、220元と四箇所ともばらばらの価格。
4箇所目の店が一番安かったので、「なぜほかの店で200元と言われたのに、ここはそんなに安いのか?」聞いてみました。すると、、、
「どれが欲しいんだ?メーカー品か?国産か?輸入品か?」と言って来ました。
思わず目が点になってしまいました。
そう、おなじインクカートリッジでも生産会社、生産国によって値段がバラバラなのです。
その価格差があまりにも大きい。
詰め替え用<別のメーカー<国産<輸入品<メーカー品
値段の差と品質は、きっと正比例するはずなので、おそらくこういう格付けなのでしょう。

そうした状況を知ってから、プリンタを購入した店へ行き、「メーカー製だ!本物だ!信用しろ!」と言い張るお兄さんからインクを200元×2個購入しました。
その人に安いインクは何が問題なのか聞いてみると、「表示されたインク容量より少ないことが多い、問題が起きることがあり品質が落ちる」などと言われました。

このお店ももしかして偽者を売っているのかもしれないと疑いつつ、どのように本物と偽者を判別するのか聞いてみた。すると「パッケージに生産国、使用期限、値段が刻印されている」と指で示されました。

・・・こんなの簡単に誰でも刻印できると思うのですが。

まぁこのお兄さんを信じて今回はお店を後にしました。

中国は社会階層がはっきりしているように、同一の商品でも階層わけがなされています。
消費者は偽者を偽者とわかってて買うわけであり、本物を本物だと信じて買う、、、。自分の所得レベルに合わせて商品が購入するわけです。そしてそれを判別するのは、ただ価格のみ。
一生懸命値切っても値段が下がらないようならきっと本物なのでしょう。
しかし、その販売店自信が本物だと思って仕入れたものが偽者だったりすることもあるでしょうが・・・

簡単に人やモノを信用できないたいへんな社会です。

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2005年01月13日

●記録 張永和の記事

今月の文人 張永和    文・村松 伸
現実は予想をはるかに超えた。
建築界に若きスターが生まれた。

ふるい記事だけど、記録記録。
この最後の方に紹介されている「白家大宅門」。
先週金曜日、接待を受けた宮廷料理の店です。
料理はまぁまぁ洗練されている感じだったけど、院子が素敵だった。

そっか、そこで、世界の建築家が集まっていたのか~。

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●中国、軟化の兆し?

今日は、仕事がバタバタ。
外から帰ってきたら、こんなニュース。

「日中関係改善したい」=中国大使が森前首相に表明  中国の王毅駐日大使は13日、都内のホテルに森喜朗前首相を訪ね、冷え込んでいる日中関係について「今年は戦後60年でもあり、関係改善したい」との意向を伝えた。  会談には福田康夫前官房長官も同席。日中関係改善の方策として文化交流の推進や日中戦後史のPRなどが有効ではないか、などの意見が出された。一方、大使は、小泉純一郎首相の靖国神社参拝問題や台湾の李登輝前総統へのビザ発給などに関して、特に言及しなかったという。  (時事通信)

先日の李登輝訪日といい、このニュースといい、、、今までの中国らしからぬ状態です。
結局、ベトナムや韓国のように、譲れない部分をはっきりさせて言うべきことをはっきり言うようにしていれば、中国のほうから軟化しはじめるようですね。
外交ってそんなもんでしょう。
ここ1、2年で外交的に日本の政府がまともになってきたことを、やっと中国政府が理解し始めたということでしょうか?

でも本当に中国らしからぬ態度に、不気味さを感じます。

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●中国人はうそつき?

中国人はうそつきが多いとよくネット上で見かけますが、、、果たしてどうなのでしょうか? 2月末で180日ビザが切れるため、延長手続きをしなければなりません。本来ならば自分で公安へ行って、日本の会社に所属し、中国で仕事をしていること、健康診断など、多くの手続き書類を作らなければならないはずですが、現在の身分が曖昧なため、今回、ビザ延長手続き代理サービスにお願いしようと思っています。代理サービスでは勝手に召喚状など必要書類を制作してくれてすべてお任せで手続きしてくれるようなのです(このあたりの仕組みはまだよくわかりませんが)。中国ならではという感じがします。 さっそく、こっちの日本人向け情報誌の広告で見つけた2つの会社に費用と準備すべきものをたずねました。 A社(日本語でなんとかコミュニケーション可能レベル) 「現在のビザが2月末までならば、春節前に手続きをしなければなりません。その際は180日滞在ビザを申請することができません(ビザ切れ前の日数が多いため)。90日滞在ビザなら申請できます。90日ビザは1500元です。それから顔写真を準備してきてください。」 B社(日本語ほとんどだめ、中国語で会話) 「2月末だと春節前に手続きしたほうが安全です。90日ビザですか?180日ビザですか?それぞれ1200元、1900元です。さらにマルチ180日ビザなら2300元です。2月3、4日にパスポートだけを事務所までご持参ください。申請に顔写真は必要ないです。」 どちらを信じていいものか、、、。 おそらく中国人はうそつきでは無いのではないでしょうか? ・・・そう、ただ、知らないだけ、、、。 今回のケースでは、、、 A社は、春節前に180日ビザを取得できることを知らない。 B社は、春節前に180日ビザを取得できないことを知らない。 A社は、顔写真が必要でないことを知らない。 B社は、顔写真が必要であることを知らない。 いずれかなのでしょう。 道端で人に道やバス路線を尋ねるときも似たようなものだと思います。 (北京ではなくて旅行中のこと) 知らなくても知ったかぶりされることが多々あります。 そのため必ず複数の人に尋ねるようにしています。 「春節をはさみますので、申請日程がよくわかりません。事前に調べて、折り返し連絡します」とか。 「必要か必要では無いか不明なので、安全のため顔写真を準備しておいてください」とか、 「よくわかりませんが、確かあっちのほう。別の人にも聞いてみて」とか、 はっきり言えばいいと思いますが、なぜか言わない。 よく知ったかぶりされる。 それが、うそつきが多いと言われる所以ではないでしょうか?
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2005年01月12日

●最近眠れません。

年明けてからというもの、なかなか眠れなくなっています。
会社からの要求をほぼ達成できるまで、北京の協力会社の指導をしてきましたが、ようやく本格的に仕事を回していく段階の準備が整いはじめました。
年末までの4ヶ月間は、いかに協力会社に日本の建築図面を読み込ませ、こちらの要求を達成できるからに力を注いでいましたが、その到達点にほぼ立つことができたのではないかと考えています。

そうなると、頭の中が次へ向かい始めました・・・。

ここ北京で、中国で、いったい何ができるか?
会社というある程度の資本力をバックに、、、
北京では十分な給料を得て余裕のある生活で、、、
時間がかなり自由になる完全SOHOの生活で、、、
次々に構想が頭をめぐります。
単純な金儲けのビジネスもよく考えてしまいますが、自分の生きる道ではないため、周囲の知人に投げています。
そして自分自身、ここ北京で何をやるか!そこに様々な思いをめぐらせ、夜も眠れなくなっているのです。

自分自身が日本と北京双方で、デザインを行えるビジネスプランを捻り出し、最近会社へ企画提案を行いました。また、その仕事とは別に、日本で知人と共に会社設立の準備を終え、順調に滑り出し始めそうです。そして、もうすぐ北京建築のホームページを一新します。そこを媒体としての展開、、、。

さぁ次は、、、

2005年いったいどういう年になるだろう。

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2005年01月11日

●津波が波を襲う瞬間

昨日のNews23で、「津波が街を襲う瞬間」をカメラが捉えていました、と放送していました。
愕然としてしまいました。いえいえ、津波に愕然としたのではなくて、・・・何をいまさら言っているのかと・・・。

年末30日くらいのときに、ここ中国ではすでに報道されていた映像です。いかにも最近公開されたかの映像のようにあつかっていました。
中国で放送されていた映像が、日本で手に入ってないわけはないはずです。メディア各社はすでにこの悲惨な映像を年末に入手していたにもかかわらず、放送しなかったのでしょう。

もし放送し、現地の状況を詳細に報道すれば、心ある視聴者から浮かれた年末年始特番番組への批判があつまることはあきらかです。
多額の経費をかけた年末年始の特番番組を優先して、被害の悲惨さを報道しなかったのでしょう。

ここ北京で生活してて、メディア不信をますます強く感じるようになりました。
批判されるべきはNHKだけではないはずです。
メディアの体質の改善が必要に感じます。

Posted by tkm at 07:59 | Comments [0] | Trackbacks [1]

2005年01月10日

●けっこう楽しめた、北京天文館

昨年12月12日にオープンした北京天文館、昨日やっと建築見学してきました。
設計は、、、誰かわかりません。中国人ではないのは確かです。情報募集中。古い天文館の後ろに巨大なガラスの構築物が日に日に出来上がってくるのを留学中に何度も見ていました。
日曜日の昼、想像はしていましたが、やはり人が多い。チケット販売所も行列ができていました。今回の目的は、建築と北京の立体映像のレベル調査。そのため、30元も出して、4D劇場のチケットを購入し建物に向かいました。
建物は、とりあえずガラスガラスガラスガラス。ひたすらガラス。西直門外大街に面した北側はすべてガラス。さらにガラスの曲面が多用され、北京の施工技術でよくここまで作れたと感心していました。話によると、このガラスの曲面、最初に3Dで設計し、木板でモックアップを作成、それで収まるように修正し、ガラス板を一枚一枚特注し制作。とてもたいへんな作業をしていたようです。
外から見てその姿に圧倒される感じでした。実際に中に入ってみると、北側の約30mのガラスの吹き抜けがすごい。ほんとによくこんなものを作ったと関心するばかり、、、これだけお金があればもっと別の、、、まぁいいか。
それから三つのガラスのチューブ、ガラス一枚一枚の重なりによって生まれる曲面がとてもきれいに見えました。何枚もいろんな角度で写真をとってしまいまいた。
4D劇場はどうかというと、、、なかなか楽しめました。特別なめがねをかけ、立体映像で地球の誕生から生命が生まれ、人類が誕生するまでの過程を説明。途中、風や水滴が顔にあたったり、座席が振動したり、なかなか楽しめます。3Dではなく4Dである理由がわかりました。子供たちは喜びまくっているし、いいデートスポットだと思いました。
4D劇場を観劇後、エレベータを発見。地下1階から8階まである様子。建築をやっている人間として、やっぱりすべての階を覗き込みたい。注意されるのを覚悟の上、8階の屋上階へ、、、。扉が開くとやっぱり保安の人が立っていました。「何の用だ!」と言われましたが、ここを見たいと言ったら快く了承していただき屋上に出ることができました。きっとこの保安の人、一日中暇で仕方ないのでしょう。屋上には天文台と太陽観測室がありますが、今日は閉館。建物を構成する3つのキューブが屋上まで飛び出していました。

これだけのガラス曲面の空間をつくれる資金力にびっくりです。
内部空間としてはこれといって秀でるものは無いかもしれませんが、全体の構成としては明確で、夜景になるとそれがより明確に見えます。見て損は無い建築であると思います。

写真は、近いうちに公開するBEIJING ARCHITECTUREにUPします。

Posted by tkm at 22:01 | Comments [1] | Trackbacks [55]

2005年01月09日

●功夫(題:Kung Fu Hustle 邦題:カンフーハッスル)を見た

最近大人気だという功夫を映画館で見てきました。
カンフーハッスル
う~んん、おもしろいことはおもしろいですが、少林サッカーには劣る気がします。
・・・正直、途中で眠たくなってしまいました。
個人的にはこうしたエンターテーメントを追求する映画よりも、もっとストリー性が濃い、考えさせられるような映画が好きですね。
あちこちでかなり残虐なシーンが繰り返され、目を開けてられない場面もいくつか、、、。それを笑ってみている他の観客に恐れを感じたりしました。こういうの普通なのかな~。
日本で言うR指定されてないのが不思議です。

あまりにも「ありえねぇ~」の連続に面白さを感じるのですがその繰り返しに退屈さを感じてしまいました。そう、ドラゴンボールを実写版にしたような感じでした。

まぁ何にも深く考える必要の無い、肩の力を抜いて見れる娯楽映画として、ひたすら笑い飛ばしてストレス発散にはちょうどいいかもしれませんね。

Posted by tkm at 21:03 | Comments [0] | Trackbacks [1]

2005年01月08日

●社会主義のいいところ?

昨日、香港のテレビ局フェニックステレビで、中国版24時間テレビ愛は地球を救うを放送していました。そう、大津波のチャリティー番組です。
実際は7時間だったようですが、今日も繰り返し放送していたため長い時間放送していたように感じました。
この特別番組以前も、「大津波大救援(だったと思いますが?)」刻々と変わる状況を常に放送していました。

波にさらわれる子供や大きな津波が押し寄せる状況、被災地の子供たちの姿などを、目に焼きつくくらい繰り返し放送し、その後に募金活動などを報道していました。

この二週間で相当の額が募金で集まったのではないでしょうか?その24時間テレビでも、○×企業1万元とか○○さん1万5千元とか、そういう風に紹介され、最終総額は、3000万元だそうです。
津波の慈善コンサートを開催 義援金3千万元 香港
わずか地震発生から二週間たらずで、通常番組を休止し、こうした緊急イベントを行うことができるのに驚きを感じました。
大きな会場を観客でいっぱいになっている状況。芸能人や歌手などがそろいの「愛」の字の入ったTシャツを着て、次々にチャリティーを訴える姿。募金をするために、普段はあまり列をつくらない中国人が、手に50元札や100元札を握り締めた市民がきれいに列を作り募金する姿。
こうした活動がすぐにおきるのは社会主義的な面があるためではないかと思ってしまいます。視聴者に大して明らかに訴えるものがあり、募金しなければと思わせる力がとてもあります。
ネットのニュースを見ているとサウジアラビアでも特別チャリティー番組があったようです。
サウジのTV募金、85億円 政府拠出の3倍 地震救済おそらく世界のあちこちの国でこの大津波に対するチャリティーが大きな運動となっているのではないでしょうか。


一方日本ではどうでしょう?
正月を挟んでいたこともあり、制作した既存の正月番組を取りやめにせず、海の向こうでは悲惨な状況が刻々と明らかになり、新潟の地震よりも邦人死者が多くなることもわかっていながら、うかれたくだらない正月番組を放送し続けていたのではないでしょうか。
正月があけて一週間たちますが、この土日も正月特別番組が続いているようで、津波に関してはニュースぐらいでしか報道されていないようです。
ネットの情報を見ていると、あちこちでテレビ局をバッシングする言動が見受けられます。


しかし日本は、政府の援助が十分にあり、日本人は正月に経済活動を多く行いそのぶん税金を政府に納めればいいのかもしれません。
一方中国は、政府が日本ほど潤沢に援助を行えるわけもなく、中国人民の募金総額が「数千万ドルになりました!」と、国際社会に対して面子を保とうとしているのかもしれません。
・・・そうした裏の読みはともかく。

今回のことで、日本のメディアに対する不信感がますます高まってしまいました。

Posted by tkm at 21:55 | Comments [0] | Trackbacks [1]

2005年01月06日

●人口減少と一人っこ政策

人口13億:重慶で高齢化抑制「二人っ子政策」か 発信:2005/01/06(木) 17:30:23   重慶(じゅうけい)市では、65歳以上の人口が全市人口に占める割合が8.84%に達し、高齢化がほかの都市より早く進んでいる。このため、10年以内に計画出産政策、いわゆる「一人っ子政策」を微調整し、一部の家庭で子供の出産を2人まで許可することも視野に入れている。6日付で重慶晩報が伝えた。   重慶市の人口・計画生育委員会によれば、現在の人口構成はまだ「成年型」といえるが、このまま高齢化が進めば4N後には「老年型」に移行。市の正常な発展を考えれば、一人っ子政策の微調整が必要になってくるという。   同市の人口は5日現在で約3160万人。1979年に国が一人っ子政策を開始してから人口は1000万人減少した。(編集担当:恩田有紀)


違うのではないでしょうか?
人口1000万人減少の原因は、一人っ子政策の問題ではなくて、都市に魅力が無いからではないでしょうか?重慶市には行った事が無いので良くわかりませんが、若者がどんどん街を捨てて、北京や上海などの大都市で勉学や就職をしているということでしょう。
日本でいう過疎化でしょうか?それを二人っ子政策にしたところで学業年齢を過ぎた若者は定住しないでしょう。
中国語の原文を見ていませんが、一人っ子政策に問題があるような印象を読者にもたせるようなこんな記事、、、中国の新聞ってプロパガンダするにももっともっと巧妙にしなければ、ネット社会で生きていけないと思います。

05年1月6日0時2分、中国人口13億人を突破
最後の文読んで、笑えるというか納得。でもこの最後の文章、この編集担当の人が書くのでしょうか?
そしたら、先の記事は中国の新聞が変なわけではないくて、編集担当の人の問題ですね。

Posted by tkm at 17:49 | Comments [0] | Trackbacks [14]

●それだけの根性があれば、、、

今日、ひとつ仕事の打ち合わせがあって、麦当劳(McDonald's)の前に自転車を停めました。
ここは收费のところで、自転車を取りに来たときに2角(2.5円)払わなければなりません。そのために常に青い服を着た係りの人がこの氷点下の中でも一日中立っています。
手に2角札を持って自転車を取りに来たら、係りの人の姿が見えません。そのままお札のお金を手に持ったまま自転車の鍵をあけていたら、比較的がたいのしっかりした一人のお兄さんが寄ってきて、「ここは收费のところだ、お金を寄こしなさい」と優しい口調で話しかけられました。青い服を着てなく、不審に思ってジロジロとその人を見上げていたら、手から札を奪い取っていきました。
その様子を建物の影から見たのか、青い服の係りの人が慌てて出てきました。それに気づいたそのお兄さん、よくは聞き取れなかったですが、なにやら弁解していました。「代わりに集めておいてあげた」とか言いながら、お金をその人に渡し、足早にその場を去っていきました。

いや、まぁ、しかし、なんだ、、、わずか2.5円のためにそこまでするかな、、、
2角でいったい何が買えるだろう?ほうれん草半束くらいかな。
そんなことできるくらいの根性があれば、いくらでも仕事できそうですけどね。

Posted by tkm at 17:21 | Comments [0] | Trackbacks [532]

●引越し

現在、「北京建築」のホームページを作成中。
新しいサーバーも借りて、引っ越すついでにコンテンツを制作中です。
近いうちに公開できるはず。

ネットで情報をいろいろ集めたりもしますが、やはり北京に特化した建築サイトって無いようです。
現代建築の情報はそれぞればらばらに紹介されているだけで、まとめられているサイトを見つけることができません。
自分自身、北京の今を整理し、理解するために、作っているのですが、今後、新しい「北京建築」を起点に様々な展開をしていきたいと考えています。

Posted by tkm at 11:44 | Comments [4] | Trackbacks [109]

●今までいくら損をしてきたのでしょうか、、、両替

留学開始からずーっとこの一年半。
日本円から中国元の両替は、三井住友銀行のインターナショナルカードを使ってPLUSマークのあるATMで三井住友の口座から直接お金を引き出していました。

先日、知り合いからとても損をしているよといわれ、実際の為替レートと、銀行窓口での為替レートを比較しみたのですが、、、
あまりの損の大きさに愕然となってしまいました。
ATMでは一度に2500元(約32000円)を限度に引き出せるのですが、この一度の引き出しに手数料200円を加えてレートを計算したところ。
なんと毎回1000円ほど損をしていることが判明してしまいました。
一昨日、3回7500元を、先週4回8000元を引き出していたから、この一週間ほどで、7000円も損をしていることがわかりました。
日本から中国の銀行への送金は約2500円ほどかかります。
よっぽど銀行送金をしたほうがいいことがわかりました。

この一年半でATMで引き出した回数は、52回。
単純計算で約50000円も損をしていました。

気がつくの遅すぎですね。はぁ~

Posted by tkm at 04:31 | Comments [0] | Trackbacks [0]

2005年01月04日

●大使館なんて当てにならない

以下、津波に巻き込まれた日本人が大使館に助けを求めた際のやり取りらしい。
詳細は引用元をご覧ください。
結局、海外に居て日本の大使館はあてにならないようですね。
話は違いますけど、以前、用事があり北京の領事館に言った際、どのバスに乗れば、最寄の地下鉄まで帰れるか聞いたところ、「そんなのタクシーに乗りなさい。」と、、、そのときカチン!ときたことを思い出します。こっちはなんとかやりくりして頑張っている貧乏留学生なのに、日本人ならタクシーに乗るのが当たり前であるかのように対応してくる。所詮、彼ら在外公館職員はものすごい高給取りで、住んでいる世界が違い、現実に北京で生きている日本人の目線では何も見えてないようです。

海外にいて日本国パスポートを持つメリットはとても大きく、日本人であることに誇りを感じ、こうした日本を作ってくれた先人たちに感謝をしていますが、いざというとき大使館は守ってくれそうにありません。
複数のライフラインを常に確保し、救急時に対応しておきたいと思います。

スリランカ:津波から生還した親友 しかし、大使館の職員に「津波に巻き込まれて…」と説明すると、「お金は貸せません」という冷たい答えが返ってきた。コロンボまでの道中、いらない服をもらったのだが、下はオレンジのタイパンツ、上はオームと書かれたTシャツ。津波にまぎれてお金をもらおうする怪しいヒッピーだと疑われたようだ。 「私はお金も一銭も持ってないし、スリランカに知り合いもいない。パスポート、航空券も流されてしまって、どうすればいいんですか!」と泣きじゃくっても取り合ってもらえず、待たされること6時間。  ようやく相手にしてくれた大使館の職員の口からは 「いくら貸してほしいんですか?」という言葉。 「何にもないし、服や食べ物、泊まるところ。4、5万くらいほしいのですが」 「貸せるのは130ドルまでです。パスポート再発行には1万円かかります。借用証を書いていただき、利息は1日1%…云々」  窓口で差し出されたのは、なんと4枚にわたる規約と日割りの計算表、返済用の振込み用紙だった。 「これじゃ、今夜のホテルをとることもできません。」 「じゃあ、今晩はそこの長椅子で寝てもいいですよ」 行く場所はない。仕方なくその場で空腹と疲労抱え、一夜を過ごした。途中、夜営のおじさんが見かねてくれたビスケットを食べてしのいだそうだ。  翌朝早々、お偉方の大使がご出勤。低姿勢で彼女に近づき、昨日の対応について謝りはじめた。3日間泥水を浴びたままの体を見て、職員用シャワーを貸してくれた。インド大使館までの交通費もポケットマネーを出してくれようとしたが、お金はそれ以上借りなかった。  昨日と手の平を返したような対応に唖然とした。あくまでも憶測だが、前日まで分からなかった彼女の名前が、一晩明けて、捜索者リストの中に見つかったのかもしれない。外務省とスリランカ大使館の間では情報がうまくやり取りされていないのか、どちらかがパンクしてるのか。いずれにしても、こんな非常時に「ヒッピーでは?」と疑うほどの余裕があるなら、もっとまともな仕事をしてほしいのものだ。

 大使館を出たら、すぐにテレビ東京のインタビューがあった。テレビ東京取材班はタクシーでホテルまで送ってくれ、タージホテルでの休憩、食べ放題のランチをご馳走してくれた。インド大使館では事情を説明したら、すぐさまヴィザを再発行してくれて、航空会社もさっと調べてくれた。

 帰印後、日本に連絡した。家族は外務省に捜索願いを出していたのだが、外務省からの連絡はまったくなかった。ご家族は「こちらで確認しましたので、取り下げをお願いします」と外務省に報告。飛行機の乗る前に、大使館でお金まで貸しているのに、安全確認の報告が届かないなんていかがなものか? 日本の緊急事態時の対応の悪さが浮き彫りになった。

Posted by tkm at 10:47 | Comments [0] | Trackbacks [0]

●中国でもお歳暮。

社会に出て一年目にして、お歳暮をもらう立場になってしまいました。
あるひとつの協力会社へ打ち合わせにいったところ、「今後ともよろしくお願いします」とお土産を手渡されてしまいました。
中国の商習慣をまだ良くわかりませんが、わざわざ準備してくれたものを受け取らないわけにはいけないと思い、一度は遠慮したものの受け取りました。

箱を開けるとなかにはふたつのすてきな花瓶が、、、。以前王府井の工芸産品の店で一個数百元で売っていたのを見た記憶があります。
こんな高価なものをもらっていいのでしょうか。。。
とりあえず受け取って帰ってきたのはいいものの、これは会社に対してのお礼なのか、私自身に対してのお礼なのか。。。
とりあえず、会社には報告しておこうと思います。

確かに仕事を与えてさせる立場にいるものの、そこまでしてもらわなくても、、、。
これは仕事をなるべく多く融通してあげなければ、、、という気持ちになってしまいます。
う~んんん、これがビジネスというものなのか。

こういう商習慣が普通になるような感覚になっては良くないのではと思います。こういうのが身体にしみこむのは、自分自身にとって良くない。
まぁとりあえず現金をもらわなかっただけ良しとしなければ、、、。

Posted by tkm at 09:46 | Comments [0] | Trackbacks [94]

2005年01月03日

●正月シックの日

あけましておめでとうございます。
結局、今年の正月も帰らなかった親不幸者です。
会社は30日から3日まで完全に休みなので、日本からの連絡はありませんが、こちらで抱えている仕事があるので、年末31日、今日3日と仕事がありました。

わずか二日間の完全オフ。せっかくなので、郊外へ旅行へ行ってきました。
目的地は山海関。万里の長城の東の端。海に突き出ているというその場所を目標に一泊の予定で行ってきました。
旅行中の出来事は追々UPしていきます。

今日、朝から昨日の万里の長城に登った疲れが出たせいか、身体が重い。しかしせっかくなので正月気分を感じたく、ぜんざいを作ることに。味はまぁまぁいい感じになりましたが、餅がだめでした、、、。こちらのスーパーで売っている餅は、米から作ったもので、もち米ではありません。味がぜんぜん違っていました。

ぜんざいを作ると急にホームシックではなくて、日本の正月シックに陥ってしまいました。おせち料理が食べたくてしかたありません。しかし、いくつか日本料理店に電話しても、普通予約しなければ準備できないそう。悲しくむなしい気持ちでいっぱいなので、餅を探しにイトーヨーカドーへ、、、。
イトーヨーカドーならあると思ったのですが、結局、餅は手に入らず、、、。

・・・・・・少しも正月気分のない、悲しい年明けになってしまいました、、、。

明日からまた闘いの日々。次はいつ日本へ帰れることか・・・
がんばります!!!

Posted by tkm at 23:04 | Comments [3] | Trackbacks [67]

●正月に飢えた日

あけましておめでとうございます。
結局、今年の正月も帰らなかった親不幸者です。
会社は30日から3日まで完全に休みなので、日本からの連絡はありませんが、こちらで抱えている仕事があるので、年末31日、今日3日と仕事がありました。

わずか二日間の完全オフ。せっかくなので、郊外へ旅行へ行ってきました。
目的地は山海関。万里の長城の東の端。海に突き出ているというその場所を目標に一泊の予定で行ってきました。
旅行中の出来事は追々UPしていきます。

今日、朝から昨日の万里の長城に登った疲れが出たせいか、身体が重い。しかしせっかくなので正月気分を感じたく、ぜんざいを作ることに。味はまぁまぁいい感じになりましたが、餅がだめでした、、、。こちらのスーパーで売っている餅は、米から作ったもので、もち米ではありません。味がぜんぜん違っていました。

ぜんざいを作ると急にホームシックではなくて、日本の正月シックに陥ってしまいました。おせち料理が食べたくてしかたありません。しかし、いくつか日本料理店に電話しても、普通予約しなければ準備できないそう。悲しくむなしい気持ちでいっぱいなので、餅を探しにイトーヨーカドーへ、、、。
イトーヨーカドーならあると思ったのですが、結局、餅は手に入らず、、、。

・・・・・・少しも正月気分のない、悲しい年明けになってしまいました、、、。

明日からまた闘いの日々。次はいつ日本へ帰れることか・・・
がんばります!!!

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