2006年02月27日

●徒歩15分、北京に居ながらにして海鮮三昧の生活へ―崇文门―

先週北へ向かって散歩をしていたが、今週の日曜日は午後から崇文門より南へ散歩。
わずか徒歩15分ほどで偽ブランドで有名な紅橋市場があります。久しぶりにぶらぶら、、、客のほとんどが外国人、そして客引きは皆英語がぺらぺら。あちこちからジョークを交えた客とのやり取りで笑い声があがる。この辺日本人の買い物と違うかもしれません。
時計を売る柜台で店員が外国人に一生懸命英語で品物を勧めているよこで、外国人の隣に並んで一緒に物色。そこの店員、その外国人に一生懸命英語で品物を勧め、その外国人が「Thank You」と立ち去った後、やる気なさそうにこちらをちらりと見て一言,,,

「找什么呀?(なに探している?)」

普段北京で生活していて、中国人に間違われるとメリットが多々あるけれども、、、なんだかこのときは、悲しくなりました。
わかるかなこの気持ち。

あまりブランドにこだわりもないTKM、足早に地下の海鮮市場へ!
ここの海鮮市場、近くのスーパーや北京の日本料理店がここで食材を仕入れているらしい。素材は新鮮、、、そして何より安い。
一番目を引いたのは、、、牡蠣!殻着き中型4元/500g(約三個)/大型7元/500g、、、安い、やばい、、、10個買っても15元にもなりません。
う~七輪があればな~。家で炭火の上で焼き牡蠣、レモンをぎゅっと絞って、牡蠣汁がこぼれないように一口でパク、、、あ~考えただけでよだれが、、、。

結局、刺身用サーモン(ノルウェー産)40元/500gを一切れと、刺身用殻付ホタテ二つ6元を購入。生ものを持っているため、もっと足を伸ばす予定がそのまま足早に帰宅。
さっそく簡単にオーブンで焼いてパクパク。。。
・・・ウマい。
その辺の安い日本料理屋で食べるより断然うまいっす。

サーモンの半身もあったし、ちゃんちゃん焼きが北京でできるかも、、、。
今度、海鮮バーベキューなんていいかも。いやいやまずは焼き牡蠣だよなやっぱ。

徒歩わずか15分でこんな市場があるなんて、毎日自転車で買いだしか、、、う~最高。
よだれがとまりません。

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2006年02月24日

●秋田小町に日中関係を思う

最近三食とも自炊の毎日。お米の減りも今までに無く早い、、、気がつくと、お米がもうすぐ空っぽに。
ということで、米を求めて新世界のスーパーへ。

スーパーでふと目にとまった、「日本秋田小町」の文字。
秋田?へ?なんで中国で秋田小町、それも5KG27元だし輸入じゃない?あれ?ブランド名は梅雪?あれ?と思いつつ、よくよく考えてみれば、アキタコマチは品種ですよね、新潟産あきたこまちって何かで見た記憶があるし~。そりゃ中国産秋田小町があってもおかくない。
値段もそんな高くないので、即購入。
にしても、中国産秋田小町っていうなら別に「日本」は必要ないような、、、まぁでも日本って書いてあるだけで売れるんだろうな・・・。

この米のパッケージ「日本秋田小町」と中国を代表する「パンダ」が仲良く並んでいる。日中関係もこんな風になるといいですけどね・・・。

で、肝心のお味のほうは、、、
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カレーだったので味ようわからん。

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2006年02月23日

●トイレの居室進出?in中国

最近の日本のトイレ、座るとMP3が流れたり、心地よい香りが漂ってきたり怪しげな進化を遂げていると言う。確かに、実家のトイレは、前に立てば蓋が開き、座って用を足し立ち上がれば勝手に水が流れ蓋が閉じる。ほぼ自動で快適この上ない。これにMP3が流れ香りが漂うとより快適なのかも。
そんなINAXのトイレSATISが目指していることは、「応接室にトイレ」という噂を耳にした。
http://www.satis.jp/

扉を開け部屋に入ると、ベッドでもデスクでもなくトイレが鎮座していると一見ぎょっとするかもしれないが、あの強力脱臭機能があればそれもまたしかり、、、。
しかし、日本のトイレは間取りの片隅、しかも極小の空間スペースに用を済ますという機能だけを持つという固定観念が強すぎて、隅のせせこましいところから、広いスペースに這い出てくることはなかなか考えられないかもしれない。

しかし、、、

ここ中国ではどうだろう?
中国の一般住宅では、トイレと洗面とシャワーがひとつの空間であり、さらに普通の2LDKの間取りでも、そうしたサニタリースペースが二つあることが多い。

ということは、、、

そうした間取りのサニタリースペースの一つは必ず個室に付属しているため、個室とサニタリーを限りなくワンルームにすることが可能だと考えられる。
「寝室にトイレ」
INAXの目指す世界は、中国の方が早く実現できそうだ。しかしINAXはここ北京ではああまり見ない。ほぼTOTO一色、、、。なんだか惜しい、、、金持ち層にSATISの目指す世界が受け入れられるに違いないだろうと思う。

Posted by tkm at 09:45 | Comments [0] | Trackbacks [13]

2006年02月20日

●崇文門に日本人は少ない?誰か住んでいる人いませんか?

引越し最初の週末。せっかくなので、この付近をいろいろ散策。今回は、北へ足を向ける。。。
新世界から崇文門内大街を北へ、東単公園を抜けて、東単、さらに北上し金魚胡同、そして王府井。徒歩圏内にこれらの地域があるのがうれしい。頑張れば天安門、故宮までもすぐ。
衣料品のセールが多い新世界、高級品がそろいトレンドの発信基地の東単、そして観光客が必ず足を運ぶ王府井。街の刺激が以前とは比べ物にならないくらい大きい。近代的なビルとビルの隙間に、開発から取り残された古びた胡同が残されている。将来的にそれらも取り壊され開発されるであろうその場所は、、近くで働く民工たちの夜の安らぎの場か。肩を組みながらビールを傾ける彼ら。新世界の向かい側の住宅工事現場では、彼らは週末も休み無く薄汚れた姿で懸命に働く。彼らが造るこの住区、一平米15000元以上で、3LDKが中心の大戸型。150万元以上はするこの住宅に、ここで働く民工たちは一生かかっても住むことはできない・・・。
どのような眼で、售楼区を訪れる人間たちを見ているのか…。

そんなことを思いながら、誰もが平等に仰ぎ見れる青く澄んだ空を見上げながら、ふと気がついた。日本語があちこちから聞こえてくる・・・。思わず、耳をそばだてるが…。いずれも観光客もしくは出張で訪れたサラリーマンのよう。
王府井や東単に観光客が多いのはわかるが、新世界でも同じ。おそらく近くの新桥饭店がパックツアーでよく泊まるホテルだからか・・・。
交通も買い物も非常に便利である崇文門。日本人が多く働くCBDに近いにも関わらず、まだこの近辺に住む日本人を見かけてはいない。
街の魅力をもっと伝えていこうか・・・。

次は西側、前門まで足を運ぼう。

Posted by tkm at 11:49 | Comments [3] | Trackbacks [7]

2006年02月16日

●コミュニティレベルから見た北京住宅の類型化、、、どこに住みますか?

一般的に中国の住宅の種類の分別って、公寓,民宅,别墅,四合院,平房,经济适用房なんて分けられていますが、それらの分類って、そこで実際の生活とは少々乖離しているように思えて仕方ないんですよね。

ということで、中国人が一般的に住む、または保有する住宅を対象に、コミュニティの強さと安全性を加味し、独断と偏見で大雑把に類型化してみました、、、

1.分配住宅
 コミュニティレベル 8点
 安全レベル 1点
90年代半ばに住宅分配制度を改革し、職場から分配されていた住宅を住人に格安で販売し、私有化された住宅。これらの住区はエレベータの無い6階建てで、建物の老朽化は激しいが、昔ながら人が多く住み、高齢者割合が高く、コミュニティが比較的強い。彼らはほぼ無料でこの住宅を手に入れ、その資産価値が数十万元もあることを知らない。少々力のある人はその住宅を売った元手を頭金に、新しい商品住宅を購入していった。また、北京へ働きに来た地方出身者(民工ではなくて)たちが借りるのはこのタイプ。

2.中級都市内住宅
 コミュニティレベル 6点
 安全レベル 4点
従前の胡同を壊し、同じ場所に10数階建ての住宅開発。その場に住んでいた住人たちが格安で優先的に入居(と言っても条件の悪い部屋のよう)できるため、高齢者が多く見られ、コミュニティが比較的残されており、多くの老人たちが住区内の公共スペースで思い思いの過ごし方をしている。そうした昔からの人たちのコミュニティーに若いホワイトカラー30代夫婦が住宅を購入し入居。様々な階層の人たちが混在。

3.中級都市外住宅
 コミュニティレベル 2点
 安全レベル 3点
地下鉄の整備により便利になる地域に、もともと更地であった場所を数万人規模の大きな住宅区域を作る開発。4環路外に見られる。住宅価格も都市内開発から比べれば、5-7割と低く抑えられ、北京市民の普通の中所得者層が購入対象者。住宅と共にショッピングセンターや教育施設なども同時に揃える巨大な開発。ほぼ同じ所得層、同じ家族構成、同じ年代の市民が住むことになると考えられ、日本の郊外住宅と同様な問題が生まれる可能性が・・・。

4.高級投資都市内住宅
 コミュニティレベル 1点
 安全レベル 8点
特に東2環路と東3環路の間の立地条件の良い住宅で、2と同じような開発を行い、もともと住んでいた人を一箇所に集め(もしくは追い出し)、開いた土地に高級住宅として開発。立地条件がいいため、住宅価格は売り出し後も軒並み上昇。また貸し出し家賃も高い。定住ではない短期滞在の外国人が多く住む。投資目的としては次の5よりも安全性が高いと感じる。

5.高級投資都市外住宅
 コミュニティレベル 1点
 安全レベル 8点
同じく不動産デベロッパーによる開発で、元々更地であった場所を開発し新たに住宅区をつくる開発。特に朝陽区に多く見られ、国貿まで自動車数十分という立地を武器に、金持ち北京人や外国人、外地人などが購買層である住宅。そのため投資目的の購入も多く、実際の入居率は高くなく、住区内も閑散としている。時間の経過につれてそれらの住区の性格が形成され、また城市の拡大により、地下鉄やショッピングセンターの整備が進むことで生活が便利になり、将来的な住宅価格上昇の余地は十分にある。

6.別荘
 コミュニティレベル 5点
 安全レベル 10点
同じく不動産デベロッパーによる開発で、自動車保有者しか住むことが困難であるが、広い住宅面積と静かな環境を確保することができる一戸建ての高級住宅。住区全体を厳しいセキュリティで安全性を高め、勝手に自由に出入りすることは許されない。いずれも会社役員、経営者等の金持ち同士のコミュニティーであり、ビジネス上の相乗効果が期待できるかもしれない。
温泉つきの別荘にぜひ住みたいものである。


のように6分類してみた。
ちなみに、今のオフィス兼住居は「2.中級都市内住宅」、、、そして地下鉄沿線、新世界商圏の隣。自転車で10分も行けば、前門の胡同地区、東単王府井へも行ける。
立地としてはなかなか素敵。ということで、住区内は、高齢者も多く居るけれども、子供も多い=若者夫婦も多い。さらに、オフィスとして利用しているところもあるようだ。
この雑多な感じで生まれているコミュニティに興味がそそられる。

Posted by tkm at 14:33 | Comments [3] | Trackbacks [8]

●元宵の花火の中を北西から南東へ引越し

旧暦15日元宵节の花火の中を引っ越し業者のトラックに揺られ、北京の北西から北東へやってきました。
ソファー、ベッドマット+ダンボールミカン箱換算40個(?)の荷物を運びわずか200元(約3000円)。申し訳ない気持ちで力仕事をしてくれた彼らにペットボトルを一本づつ渡し、感謝の意を表す(←安すぎ)。

そしてこれが新デスク。
といっても家具は以前の使いまわしですが。

一年くらい前から目をつけていたHarry Allenのライトを先日購入99元(約1500円IKEA)。以前は200元くらいしていましたがすっかり値が落ち着いて、引越しを機についに購入に踏み切りました。
朝のひと時、エスプレッソ片手に、適当に音楽流す。。。ふぅ~。
現在まだチェアーが無いため、ソファーに腰掛けて不自由な状態。値が手ごろでフィーリングに合ったチェアーにまだ出会っていません。いい出会いを求めてあちこち歩き回ろうか。。。


11階は空が広い!よくよく考えれば、3階以上に住んだのは初めての経験。
今日は澄み切った青空。心地よい風が流れている。

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2006年02月10日

●中国でのチェーンメール

日本でもチェーンメールがあるように中国でもあります。
今朝、中国人の友人から届いたケイタイメールはこちら

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今天是财神节,壹福贰禄叁寿肆喜伍财陆路神仙都来保佑你
你要转给十个好友,五天后定有好运临头,如删除或不发,会背运一年!发吧,我们今年都发了的。
今日は、財神節、一福、二禄、三寿、四喜、五財の陸路がすべてあなたを守ってくださる。
これを10人の友達に転送しなさい、五日後必ず良い運がもたらされるでしょう。もし削除または転送しない場合、悪い運の一年になる!送りなさい、私たちは今年すべて送ったよ。
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よくこんなのを見て、10人に転送する気が知れん。暇人だな。
といいつつこんなことブログネタにするほうも暇人だけどね。

ちなみに财神节は农历七月廿二日です。決して今日2月10日ではありません。
そんなことも知らずにメールを送りつけるなって。

チェーンメールは迷惑ですので真面目に転送しないように。
チェーンメールは悪

Posted by tkm at 09:11 | Comments [0] | Trackbacks [9]

2006年02月08日

●行動を律するモノって?

土曜日に五道口から崇文門へ引っ越します。
かれこれ人生で引越し5回目。
引越しの際の長期間使用した部屋にはとても愛着があり、その片づけがどうしてもモノ悲しくもあり、、、また感謝の気持ちでついつい必要以上にきれいに掃除してしまいます。今日は仕事もほぼ無く、一日中部屋の片付けと掃除を一生懸命していしまいました。

・・・感謝の気持ち

住んでいた部屋だけにとどまらず、学校の教室や大学の研究室などもそうでした、、、。
最後に部屋を後にするときに、誰もいないその部屋に深々と頭を下げてしまう変な癖があります。こういう感覚はTKMだけでしょうか・・・
やはり、特に愛着のあるその場その場には、何がしかの存在を感じているんですよね、、、。もちろん非科学的なそうした存在を否定する人が多々居るのは承知ですが、でもそうした存在が人の行動を律する大きな作用があると思うのです。

人の行動を律するモノって社会によってそれぞれ違いますよね。
近代社会はもちろん法律がありますが、その底辺にはもっと独特な習慣やシステムがあるようです。それは、宗教であったり、面子であったり、世間体であったり、羞恥心であったり等等。一言ではなかなか言い表せない。

そういえば、昨夜テレビ番組で、交通事故で三人が重症になり、その救出と搬送のドキュメントをやっていたのですが、どうもドキュメントのメインは、路上にちらばった十数万元の札束を、野次馬に混乱を起こさせず、無事に回収できた、その点にあったようです。興味深く見入ってしまいました。

日々そうした違いの発見が楽しく、中国社会はどうなのかを見ることで日本を振り返るのが楽しいです。。。

Posted by tkm at 17:29 | Comments [0] | Trackbacks [5]

2006年02月04日

●結婚相手選び in 清○大学

昨日、清○大学卒業生の知り合いが同級生の結婚報告食事会に行くと言うので、ふらふらとついて行きました。10人ほど集まった彼らは清○大学卒業して10年程度たちそれぞれの場でバリバリやっているようで、とても面白い話が聞けた。
卒業後10年もたち、さすがに周囲は結婚している人たちばかり、、、。それもなんと、その相手は同級生ばかり、、、同級生でなくとも、同じ清○大学出身者同士という比率がめちゃくちゃ高い!!

 なぜ、清○大学出身者同士の結婚比率が高いのか?

日本で、東○大学出身者同士の結婚ってここまで比率が高いとはとても思えない。
そんなのばかりだったらむしろ気持ち悪(←ちょっと偏見)
頭の中に浮かんだ大きな?をその中の一人に聞いてみた。

「そういえば、清○大学の○×老師(50代)や×○老師(50代)なんかも相手は同級生だよ」
「同級生夫婦の比率が高いのは、清○大学が特殊かもね。」
「こうやっぱ普通、その辺の男性に恋愛感情なんて絶対にわかないっしょ。」
「価値観の違いかな、だって話が合わないと困るでしょ。」

そう中国人民は各々の価値観に大きな差がある。
地方農民や、レストランのウエイトレスや、清○大学の卒業生、、、それぞれにはそれぞれの価値観があり、そこに大きな溝がある。日本のようにとても一つの価値観ではまとめられない。
そして、それぞれにはそれぞれの幸せのカタチがある。
上を見れば想像できないところまで上があり、下をみればどこまででも下がある中国社会。
それぞれの位置でそれぞれの幸せのカタチを探そうとしているんだと思う。

 蛙の子はやはり蛙
 トンビが鷹を産むことは奇跡にすがること。
 トンビと鷹が結婚することは非常に難しい社会。
 社会階層が高い人は一族みな社会階層が高く、低い人は一族みな低い。

その差を乗り越えることは非常に厳しく難しいこと。
それが不幸なことなのか幸せなことなのか?

ここ五年ほどで、校内恋愛が普通になりつつある清○大学の学生たち。
今、一生懸命将来の相手を探しているのだろうか。。。
広いようで非常に狭い中国エリート社会。


今日、引越しのためのダンボール箱を、スーパー裏で整理作業をしていたおばさんから譲ってもらった。
そのアルバイトのおばさん、彼女にも彼女なりの幸せのカタチを追い求めているんだろう。
彼女の言い値の7元を、他人に見つからないように、よぼよぼの彼女の手に手そっと渡した。
ボロボロの歯を見せてにこやかに笑う彼女の顔がまだ脳裏にやきついている・・・。

(ダンボール3個7元ってやっぱちょっとあげすぎだよね・・・はぁ~原価以上の値段だよ。)

Posted by tkm at 14:54 | Comments [2] | Trackbacks [12]

2006年02月03日

●またやりあっていますね。朝日産経

昨日の朝日社説に、今日の産経社説が批判。
最近、なんだか、この二紙の社説でのやりあいをよく見かけます。

2月2日朝日:寛仁さま 発言はもう控えては
2月3日産経:朝日社説 「言論封じ」こそ控えては

新聞紙面においても、政治討論においても、そのやりとりがつぶさにみてとれ、こうした自由な言論は、中国では相応しくないでしょうね。中国では政権、権力闘争は水面下、人民の知らないところで知らずに行われるもの(最近も雲行きが怪しいようですが、、、)。そうしたことを知らずに生活できるほうがこれからの時代ある意味幸せなのかもしれません。

まぁそれでも国境無き記者団の2005年世界報道自由度ランキングでは、日本は37位という低い位置。なぜ、日本が報道の自由度が低いのか、そのように評価されているのか、それくらいは海外で諸外国の人たちと知り合う機会が多い人は、知っておいた方がいいのではないかと思います。
Worldwide Press Freedom Index 2005(アクセス禁止になってしまったようですね。)
ちなみに中国は159位。

それにしても、こう日本の空気に触れずに、ただニュースやネット上の情報だけで日本の情報を拾っているだけだと、この女系天皇を認める皇室典範改正にたいする批判ばかりで、賛成側の意見があまり見かけないのはなぜ?
事の本質は、日本社会の空気にあるのか、ネット上であふれる情報の中にあるのか・・・。

ネットの情報を見ていて、日本社会の先端を垣間見る瞬間もあるような気がしますが、取り残される感覚の方が次第に大きくなっていく気がします。

Posted by tkm at 08:05 | Comments [0] | Trackbacks [4]