2005年05月30日

●建外SOHOに住んでみる?


土曜日、遠方から大学の先生と後輩がやってきました。古めの住宅区と最近の新しい住宅区などを見学し、その後建外SOHOの見学へ。
一年ぶりくらいに建外SOHOへやって来ました。現在、すでに1,2,3,4,5期が完成し、最後の6,7期が急ピッチで工事が進められています。
下層の店舗の入居状況や、公共空間の雰囲気などあまりいい話を聞いていませんでした。しかし夕食前でしたが、店舗にも屋外カフェにも客がゆったりとくつろいでいました。まだ工事関係者の方を時折眼にし、雑然とした感じが否めませんでしたが、今後よくなっていくだろうと感じます。しかし、この白で統一された空間はメンテナンスは大変そうです。ひっきりなしに掃除のおばさんおじさんたちが一生懸命働いていました。きっと一日中掃除し続けているのでしょう。。。人件費の安い中国だからこそできることですね。

SOHOの不動産屋の前にSOHOの賃貸料一覧があり、最も小さいタイプのリビング、寝室、トイレバス97平方メートルのタイプで、8000元/月(約10万5千円)。やはりやや高いです。住むのは難しいかな、、、などとと考えていると、不動産屋のおにいさんに声をかけられました。
後輩たちも来ているので、せっかくなので、部屋を探しているふりをして内部を案内してもらうことに。

このもっとも小さいタイプの8000元の値段は1,2,3期で、4,5期は同タイプの賃料が6000元/月になっているとのこと。理由を聞いたところ、4,5期は96平方メートルで面積が若干狭いからだと言う。

もう少し問い詰めてみました。

1,2,3期は現在入居率90%。しかし4,5期は完成しているのにも関わらず、入居率45%ほどにしかなっていないとのこと。
賃料が安くなっているのはこのあたりに原因がありそうです。45%しか入居していないとは、なかなか経営が厳しそうです。6,7期はいったいどうなることやら。北京ではものすごい勢いでオフィスビルができていますが、すでに飽和状態なのでしょうか?それとも建外SOHOの間取りの使い勝手が悪いからなのでしょうか?


内部の公共部分は白できれいに統一されとても明るく清潔な感じです。部屋は100平方メートル弱とはいえ、十分オフィスとプライベートを区別して住居にできそうな空間。
この空間とこの立地条件で6000元/月。これは十分わが社の社長を説得できそうです。この国貿付近はビジネスの最先端。この国貿のさらに建外SOHOにオフィスを構え、居住すること。それは会社の価値観を高める大きなメリットを持つはずです。名刺に建外SOHOの住所があるだけで、日本でも中国でも一目おかれるような感じではないでしょうか。
日本で言えば、六本木ヒルズにオフィスや住居を持つのと同じようなものですかね。

有名な建築家の設計した空間に住む、半分ミーハーなところもありますが、それを脇に置いておいても、会社としても個人としても将来的な拡がりが期待できそうです。
機会を見て、社長へ相談しよう。




Posted by tkm at 2005年05月30日 09:26
トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://disk-rescue.sakura.ne.jp/beijingarchi/blog/mt-tb.cgi/357

コメント
コメントしてください

サイン・インを確認しました、 . さん。コメントしてください。 (サイン・アウト)

(いままで、ここでコメントしたとがないときは、コメントを表示する前にこのウェブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)


情報を登録する?