beijing architecture

●2005年問題

中国ビジネスにおける<2005年問題>
なるほど、確かにそのとおりだと思いました。
今のところ、私たちの事業は、特定の協力会社と進めているのと、物やサービスを買ってもらう仕事ではなく、逆に買っている仕事なので、気が楽です。
しかし、この一年間は個人的な行動にも気をつけたほうがよさそうです。

一昨日12月13日。
今、私の部屋に修士研究の調査で後輩が滞在しているのですが、彼がこの住宅区の住人にいろいろ住まい方などについて話を聞こうと住宅区の入り口でおじさんたちと会話をしてきたそうです。
そしたら、「日本鬼！」といきなり言われ、「おまえは新聞読んでないのか！！」と冗談（？）で罵られたそうです。

・・・・・・そう、12月13日は日本軍が南京城に入城した日。
すっかり忘れていたので、何の注意もしておりませんでしたが、多くの中国人はこの日を屈辱の日として記憶し、30万人も虐殺されたとして政府より周知徹底されています。
抗日歴史教育、中国強化へ　南京事件６７周年、盛大に愛国行事

一昨日もこんな身近なところでも、日本（日本人）バッシングを受けるわけですから、来年2005年はたいへんな年になりそうです。
先が思いやられますが、中国人の動向を現地で見る貴重な体験ができそうで、今から興味深々といったところです。