beijing architecture

●北京駐在員として日々気をつけていること。

大学院を修了して一年。即、北京への派遣という形で今の会社で働いているわけですが、、、。とても危ういなとつくづく感じています。

日本での就職経験も無くいきなり北京。それも、上司もなく北京のトップとしての地位。そして相手をする取引先会社にとっては大切なお客様。そのため、贈り物はあるわ、頻繁に接待はあるわ、、、。そして北京の金持ちビジネスマンから比べても遜色の無い給料をもらい、接待漬けでチヤホヤされ、小さな権力を振りかざし、自由気ままに生活をしようと思えばできる存在。

・・・・・・危険です。
落ちようと思えばどこまで落ちていけそうです。

こんな状態で日本の社会復帰ができるのでしょうか？
日本へ今の会社に戻ったとしても、一番下っ端の使えない者扱いされるのは目に見えています。日本に帰っても今の会社には自分の居場所はありません。けっして自分には権力があるわけでもなく、ビジネスマンとしての経験があるわけでもなく、ただ北京に居るからこそ、今の自分自身が活かせるだけ、、、それも小さな範囲で、、、。あくまでも日本社会の中では下っ端のペーペーの人間であることを自覚しながら、常に学びの姿勢を大切にしていかなければと常々感じています。。

今のこの状況は確かに一定の居心地の良さがありますが、、、このままぬるま湯に漬かっていては本当に駄目になってしまいます。襟を正して、次のステップはどこへ向かうか、、、最近そんなことばかり考えています。
まずは8月の一時帰国で、今の会社の発展可能性とそれに対する自身の役割の有無を見定めていこうと思っています。